新しい心臓。さらなる能力。
Mac miniは、最も柔軟に使えるAppleのデスクトップコンピュータ。何でもできるこの一台を、Apple M1チップが次のレベルへ連れていきます。CPU性能は最大3倍高速。グラフィックスは最大6倍高速。Appleで最も先進的なNeural Engineにより、機械学習は最大15倍高速。想像をはるかに超えるスピードとパワーを、あなたの仕事に、遊びに、創造力に。
M1。小さなチップ。大きな一歩。
ご紹介しましょう。AppleがMacのために設計した初めてのチップ、Apple M1システムオンチップ(SoC)です。160億個という驚異的な数のトランジスタを搭載。CPU、GPU、Neural Engine、I/Oをはじめとする様々なものを、とても小さな1つのチップに組み込んでいます。並外れた性能を発揮し、専用のテクノロジーにも対応。業界をリードする電力効率も持っています2。Macにとって、M1は単なる新しいチップではありません。Macの体験すべてが、まったく新しいレベルになる理由です。
ユニバーサルアプリ。
Macの内蔵アプリとApple製アプリは、すべてM1に対応するように最適化されています。Pages、Keynote、GarageBand、iMovieなどでは、M1の画期的なパフォーマンスを実感できるでしょう。M1に対応する最もパワフルなアプリであるネイティブアプリは、驚くほど速く、これまで以上に多才になりました。Logic Proで実行できる音源とエフェクトのプラグインの数は最大3倍3。複雑なタイムラインのレンダリングなどFinal Cut Proでの作業は最大6倍高速。飛ぶような速さで進めていけます4。しかも新しいユニバーサルプラットフォームにより、これらのアプリはIntelチップを持つMacでも、Appleのチップを持つMacでも使えます。例えば、リアルタイムで6Kビデオの色補正ができるBlackmagic DaVinci Resolveなど、今までの常識を打ち破る性能と機能がある新しいアプリをすでに公開しているデベロッパも、たくさんいます。
スピードと反応の良さ。
M1チップとmacOS Big Surの連係により、システム全体がさらにきびきびと動きます。Mac miniのスリープ解除もほとんど一瞬。たくさんの写真を次々に見る時やSafariでネットサーフィンをする時など、毎日のあれこれもさらにスピードアップ。最も負荷が高いアプリにも、必要なパワーをしっかり届けます。
ビッグマシン級の性能を、ビッグマシンなしで。
様々なテクノロジーをM1チップに統合したので、Mac miniの能力は何倍も大きいほかのコンピュータを圧倒します。負荷の高い作業も余裕たっぷり。しかも、一世代前のモデルと比べて、消費電力を最大60パーセント低く抑えることができます5。
とびきりのチップで、とび抜けたグラフィックスを。
M1チップに搭載した8コアGPUは、Apple製としては、まぎれもなく最も進んだグラフィックプロセッサです。グラフィックス性能が6倍と大きくジャンプ。Mac miniが、パーソナルコンピュータでは世界で最も速い統合型グラフィックスを手に入れました6。ここまで小さなボディの中に、ありえないほどのパワーが詰まっています。
システムをまるごと1枚のチップに。
Macにプロセッサ、I/O、セキュリティ、メモリなど、様々な機能を組み込むために複数のチップを用意する。それはもう過去の話。M1では、これらのテクノロジーを1枚のシステムオンチップ(SoC)に集めました。すべてを一段とシンプルにするこの新しいレベルの統合こそ、効率が上がり、驚異的な性能を発揮できる理由です。Apple製チップとしてはトランジスタを最も多く持ち、一つひとつのトランジスタの大きさは原子レベル。だからM1の構造は極めて複雑です。製造には、業界をリードする5ナノメートルプロセステクノロジーを使いました。パーソナルコンピュータ用チップでは初めての試みです。
システム全体でメモリを共有するユニファイドメモリ。
M1のもう一つの特長が、Appleのユニファイドメモリアーキテクチャ(UMA)です。これは、高帯域幅を持つ低レイテンシのメモリを、専用パッケージの中にある1つのプールに入れたもの。SoCにあるすべてのテクノロジーが同じデータにアクセスできるので、複数のメモリプールの間でデータをコピーする必要がなくなりました。そのため、性能と電力効率が劇的にアップ。ビデオアプリはさらにきびきびと動き、ゲームはより美しく、より豊かな細部を持って映し出されます。画像処理は飛ぶような速さです。システム全体の反応も向上しました。
4つの高効率コア。
M1は、負荷の軽い作業を行う高効率コアを4つ搭載しています。このコアは、従来の10分の1の消費電力で目覚ましいパフォーマンスを発揮。これらの最も効率が良いeコアが負荷の軽い作業を担うため、性能コアを最も負荷が高いワークフローに使うことができます。
16コアNeural Engine。Macの司令塔。
機械学習(ML)は、ビデオ分析、音声認識、画像処理などを桁外れに高速化。オートメーションもできるようにします。16コアのNeural Engineと様々なMLテクノロジーを持つM1チップを搭載したMac miniには、機械学習にしっかり対応できるパワーがあります。
汎用性。お好きな場所で、お好きなことを。
コンパクトなサイズ。圧巻のパフォーマンス。ポートもたっぷり。だからMac miniは、驚くほど幅広い使い方に対応できます。M1チップのパワーを解き放つ、縦横わずか19.7cmのボディ。意外な場所で活躍しているのを見かけるかもしれません。