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プレスリリース 2024 年 9 月 9 日

Apple、AirPods 4を発表、AirPods Pro 2では世界初のオールインワンの聴覚の健康をサポートする体験が可能に

新しいAirPodsのラインナップには、AirPods 4のまったく新しいデザイン、AirPods Maxの新しい多彩なカラー、AirPods Pro 2のヒアリングチェック機能、ヒアリング補助機能が含まれています
表示されているAirPods 4、アクティブノイズキャンセリング搭載のAirPods 4、AirPods Pro 2、AirPods Max(スターライト)。
新しいAirPodsのラインナップは、業界を定義するAirPods 4のデザイン、AirPods Maxの新しいカラー、AirPods Pro 2での世界初のオールインワンの聴覚の健康をサポートする体験を特長としています。
カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、AirPodsモデルの画期的な新しいラインナップと機能を発表しました。新しいAirPods 4は、Appleがこれまでにオープンイヤーデザインで作った中で最も先進的で快適な着け心地のヘッドフォンです。本日よりお客様は、AirPods 4とアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載のAirPods 4の2つのモデルから選べるようになります。AirPods Maxはミッドナイト、スターライト、ブルー、パープル、オレンジで提供し、USB-C充電によってさらに便利になっています。今秋、AirPods Pro 2に世界で初めてエンドツーエンドで聴覚の健康をサポートする体験が登場し、大きな音の低減1、科学的に実証されたヒアリングチェック機能、臨床レベルのヒアリング補助機能が提供されるようになります2
AirPods 4とAirPods Maxは本日より予約注文の受付を開始し、9月20日(金)より販売を開始します。聴覚の健康をサポートする新機能は、今秋より、100を超える国と地域でAirPods Pro 2のユーザーが利用できるようになります。
「AirPods 4では、アクティブノイズキャンセリングや、オープンイヤーデザインで最も先進的なオーディオ体験をお客様に楽しんでいただけるようになります。世界で最も多く販売されているヘッドフォンの革新的なアップデートにより、AirPods Proは、ヒアリングチェック機能やヒアリング補助機能などの画期的な機能を通じて、難聴を抱えている10億以上の人々の役に立つことでしょう」と、Appleのハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、ジョン・ターナスは述べています。

AirPods 4、業界を定義するデザインで登場

驚きの音質、充電ケース使用時に最大24時間駆動するバッテリー、アイコニックなデザインのオリジナルのAirPodsは、ワイヤレスの便利さとApple製品のエコシステムとのシームレスなペアリングを実現します。AirPods 4とANC搭載のAirPods 4では、この体験がさらに向上しており、まったく新しいフィット感と数々のパワフルな機能が満載です。
AirPods 4はAppleがこれまでにオープンイヤーデザインで作った中で最も先進的で快適な着け心地のヘッドフォンで、フィット感と快適性の新たな基準を打ち立てます。新しいデザインは、数千の耳の形と合計5,000万以上の個々のデータポイントを正確にマッピングして分析するため、3Dフォトグラメトリーやレーザートポグラフィーなどの先進的なモデリングツールを用いた比類のないデータセットを使用して開発されています。このようなプロセスを通じてデザインに磨きがかけられ、世界中のさらに多くのユーザーに自然にフィットする1つの形により、これまでで最も快適なAirPodsが実現しています。
音質が大幅に改良されたAirPods 4は、まったく新しい音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジアンプを搭載し、パーソナライズされた空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングの追加により、最高に臨場感あふれるメディア体験が実現します。H2チップの搭載により、AirPods 4は、Appleシリコンでしか実現できない「声を分離」などのインテリジェントなオーディオ体験を可能にし、どのような環境条件でも一段とクリアな通話が実現します。さらに「Siriに対する操作」により、「はい」なら首を縦に、「いいえ」なら首を横に優しく振るだけでSiriの読み上げに応答できます。より簡単にコントロールできるよう、AirPods 4には軸部分に新しい感圧センサーが搭載されており、すばやく押すだけでメディアを再生または一時停止したり、通話を消音または終了したりできます。H2チップにより、AirPods 4はゲームにも最適です。16ビット、48kHzのオーディオへの対応を含め、チームメイトやほかのプレイヤーとのチャット時もワイヤレスオーディオレイテンシーが低減され、優れた音声品質が実現します。
H2チップの搭載により、AirPods 4では「声の分離」や「Siriに対する操作」などのインテリジェントなオーディオ体験が可能になります。
さらに便利に使えるよう、充電ケースは、最大30時間のバッテリー駆動時間はそのままに、USB-C充電が可能になり、前世代より体積が10パーセント以上も小さくなっています3。USB-C充電ケーブルに加え、ANC搭載のAirPods 4を選ばれるお客様は、Apple Watchの充電器やQi規格の充電器を使って充電ができます。わずか50mm幅で、ワイヤレス充電機能を備えた業界最小の充電ケースです。
Apple Watchの充電器と一緒に表示されているAirPods 4。
アクティブノイズキャンセリング搭載のAirPods 4はUSB-C充電ケーブル、Qi規格の充電器、Apple Watchの充電器を使って充電できます。

AirPods 4、オープンイヤーデザインで初めてANCを搭載

AirPods 4では、追加モデルとして初めてオープンイヤーデザインにANCが搭載されています。アップグレードされたマイク、H2チップのパワー、先進的なコンピュテーショナルオーディオにより、ANC搭載のAirPods 4は、飛行機のエンジン音や交通騒音などの周囲の雑音を低減します。ハードウェアとソフトウェアの両方にわたって最も自然なリスニング体験を実現するために設計されているANC搭載のAirPods 4には、周囲の状況を把握できる外部音取り込みモードや、周囲の状況に合わせて外部音取り込みモードとANCを動的に組み合わせる適応型オーディオ、近くにいる人と話し始めるとメディアの音量を下げる会話感知などのインテリジェントな機能も搭載されています。
AirPods 4は、オープンイヤーデザインでアクティブノイズキャンセリング、外部音取り込みモード、適応型オーディオ、会話感知を実現します。

AirPods Maxに5つの新しいカラーが登場

AirPods Maxにミッドナイト、スターライト、ブルー、オレンジ、パープルの5つの美しく新しいカラーが登場し、MacやiPadなどのほかのApple製品と補完し合う仕上げになっています。さらに、AirPods MaxにUSB-C充電機能が搭載され、自宅でも外出先でも充電がこれまで以上に便利になりました。
スターライト、オレンジ、パープル、ブルー、ミッドナイトのAirPods Maxデバイス。
AirPods Maxは、スターライト、オレンジ、パープル、ブルー、ミッドナイトの5つの美しく新しいカラーが用意されています。
左から右へ: (1) AirPods Maxは、通気性のあるニットメッシュ素材のキャノピーを備え、重さを分散して頭部にかかる圧力を減らします。 (2) ノイズコントロールボタンで、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを簡単に切り替えられます。
上から下へ: (1) AirPods Maxは、通気性のあるニットメッシュ素材のキャノピーを備え、重さを分散して頭部にかかる圧力を減らします。 (2) ノイズコントロールボタンで、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを簡単に切り替えられます。

AirPods Pro 2に世界初のオールインワンの聴覚の健康をサポートする体験が登場

世界保健機関によると、世界では約15億人が難聴を抱えています。Apple Watchのノイズアプリ、iPhoneのヘッドフォン音量、聴覚のアクセシビリティ機能、Apple Hearing Studyなど、Appleは聴覚の健康に取り組んできた長年の実績にもとづき、予防、認知、補助に焦点を当てたエンドツーエンドの体験を導入します。
画面にノイズアプリが表示されているiPhone 16 Proと、AirPodsと共にデシベルレベルが表示されているApple Watch Series 10。
長年の影響力のある実績にもとづき、世界初のオールインワンの聴覚の健康をサポートする体験がAirPods Proで実現します。

予防

Apple Hearing Studyによると、3人に1人は聴覚に影響を及ぼす可能性のあるレベルの大きな環境騒音に日常的にさらされています。これには、通勤時の地下鉄、自宅の芝刈り、スポーツイベントへの参加などの一般的な状況も含まれます。ユーザーが聞いている音の特徴を維持しながら、大音量の騒音にさらされるのを予防できるよう手助けするため、AirPods Proでは大きな音の低減を利用できます。イヤーチップが騒音をパッシブに低減し、H2チップがより大きくより断続的な雑音を毎秒48,000回の速さでアクティブに低減します。大きな音の低減は、デフォルトで外部音取り込みおよび適応型オーディオのリスニングモードでオンになっており、騒音の大きな様々な状況で役立ちます。さらに、まったく新しいマルチバンドのハイダイナミックレンジアルゴリズムにより、コンサートなどのライブイベントでの音は自然で鮮明に保たれ、聞き逃すこともありません。

認知

また、AirPods Proおよび対応するiPhoneまたはiPadに科学的に実証されたヒアリングチェック機能を導入し、Appleはユーザーが自宅にいながら数分ですばやく聴力をチェックできる機能を拡充します。検査は簡単に行うことができ、純音聴力検査と呼ばれる標準の臨床的アプローチを用いて、先進的な音響科学を活用し、ユーザーにインタラクティブな体験を提供します。検査が終わると、聴力に関するAirPods Proのパーソナルプロファイルにわかりやすい結果が表示され、ヘルスケアアプリにプライバシーを安全に保護しながら保存されます。ユーザーは結果を医療機関と共有して、より多くの情報をもとに会話を進めることもできます。
ヒアリングチェック機能は使いやすく、自宅でくつろぎながら数分で聴力をチェックできます。

補助

「聴覚の健康は私たちの全体的な健康の重要な部分を占めているにも関わらず、往々にして見過ごされがちです。事実、Apple Hearing Studyによると、驚くことに難聴があると診断された人々の75パーセントもが治療しないままでいます。AirPods Proでは、ユーザーの聴覚の健康を中心に据えた画期的なソフトウェア機能が導入され、難聴に関する検査と補助を受けるのに役立つ新しい方法が提供できることはとても喜ばしいことです」と、Appleのヘルスケア担当バイスプレジデントであるサンブル・デサイ博士は述べています。
AirPods Pro 2を着けてほかの人の話を聞いている人のライフスタイルショット。
AirPods Pro には、軽度から中程度の難聴が認められる方向けに臨床レベルで処方箋不要のヒアリング補助機能が追加されます。
AirPods Proには、軽度から中程度の難聴が認められる方向けに革新的な処方箋不要のヒアリング補助機能も追加されます。この新機能は、ヒアリングチェックによるパーソナルプロファイルを活用し、AirPods Proを臨床レベルのヒアリング補助にシームレスに変えます。設定が完了すると、この機能によってパーソナライズされた動的な調整が可能になり、ユーザーの周囲の音がリアルタイムで増幅されます。これによりユーザーは、より積極的に会話に参加し、周りの人や環境とつながり続けることができます。AirPods Proの驚くような音質により、ユーザーの聴覚に関するパーソナルプロファイルは、そのユーザーのすべてのデバイスで音楽、映画、ゲーム、通話に自動的に適用され、設定を調整する必要はありません。これまでにないこのソフトウェアベースのヒアリング補助機能により、ユーザーは自分の体験をいつでも微調整できるようになり、お求めやすい価格でより簡単に聴力補助を利用できるようになります。ユーザーは、聴覚の健康の専門家によって作成されたオージオグラムを用いてヒアリング補助機能を設定することもできます。ヒアリングチェック機能とヒアリング補助機能はどちらも科学的根拠にもとづいており、厳密な科学的研究を通じて実証されています。ヒアリングチェック機能とヒアリング補助機能は、世界的な保健機関からこの秋に製造販売承認を受ける見込みで、米国、ドイツ、日本を含む100を超える国や地域でこの秋に利用可能になる予定です。
AirPods Pro 2の隣に置かれたヒアリング補助機能の画面が表示されているiPhone 16 Pro。
ユーザーはヒアリング補助機能を使って自分の体験をいつでも微調整できるようになり、聴力補助をこれまでに以上に簡単に利用できるようになります。
ヒアリングチェックが終わったら、ユーザーは聴覚に関するパーソナルプロファイルを使ってAirPods Proのリスニング体験をパーソナライズすることもできます。これにより、難聴の度合いが小さい人や難聴がない人でも、個別の周波数で特定の調整を行うことで恩恵を得られます。最良のリスニング体験を提供できるよう、メディアアシストというまったく新しい機能が搭載されています。メディアアシストは、通話中の会話やサウンドトラックの楽器の特定部分のみの音量を大きくすることでさらに広い層の人々に役立ちます。

より良い環境のために

AirPodsは、環境に与える影響を最小限に抑えるように設計されています。新しいAirPods 4のデザインには、すべてのマグネットに100パーセント再生希土類元素、複数のプリント回路基板のメッキに100パーセント再生金が使用されています。ケースにも、メインロジックボードのはんだ付けに100パーセント再生スズ、ヒンジに100%再生アルミニウムが使用されています。 AirPods 4では、水銀、BFR、PVCなどの有害な可能性のある物質は使用していません。AirPodsで初めて、パッケージが100パーセントファイバー素材になり、2025年までにApple製品のすべてのパッケージからプラスチックを完全に排除するという目標にまた一歩近づきました。さらに、パッケージのサイズも前世代のモデルに比べて30パーセント小さくなったことで、輸送時の炭素排出量を削減し、2030年までにカーボンニュートラルにするという取り組みをさらに大きく前進させました。
価格と販売について
  • AirPods 4は21,800円(税込)で、米国および58以上の国と地域で、apple.com/jp/storeおよびApple Storeアプリで今すぐ予約注文でき、9月20日(金)から販売を開始します。
  • アクティブノイズキャンセリング搭載のAirPods 4は29,800円(税込)で、米国および58以上の国と地域で、apple.com/jp/storeおよびApple Storeアプリで今すぐ予約注文でき、9月20日(金)から販売を開始します。
  • 新しい聴覚の健康機能は今秋より、AirPods Pro 2をお使いのお客様を対象に、無料ソフトウェアアップデートを通じて、iOS 18搭載のiPhoneまたはiPadOS 18搭載のiPadとペアリングした場合に利用できるようになります。地域によっては一部の機能を利用できません。詳しい提供状況については、apple.com/jp/airpods-pro/feature-availabilityをご覧ください。
  • AirPods Pro 2は、39,800円(税込)で、apple.com/jp/storeとApple Storeアプリでご購入いただけます。
  • USB-C充電対応のAirPods Maxは84,800円(税込)で、米国および60以上の国と地域で、apple.com/jp/storeおよびApple Storeアプリで今すぐ予約注文でき、9月20日(金)から販売を開始します。
  • AirPods、AirPods Pro、またはAirPods Maxを購入してApple Musicのサブスクリプションに新規登録すると、Apple Musicを3か月間無料で体験できます。詳細は apple.com/jp/promoをご覧ください。
  • 機能を十分に発揮できるように、AirPods 4、AirPods Pro 2、AirPods Maxは最新のオペレーティングシステムソフトウェアを搭載したAppleデバイスとペアリングしてお使いください。
  • AppleCare+ for Headphonesは、比類のないサービスとサポートを提供します。これには、過失や事故による損傷に対する修理などのサービス(利用回数の制限なし)、バッテリー修理サービス、誰よりもAirPodsを知っているスタッフによる優先サポートが含まれます。
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  1. 大きな音の低減は、最新のオペレーティングシステムソフトウェアを搭載した対応するiPhone、iPad、またはMacとペアリングした場合に、最新のファームウェアを搭載したAirPods Pro 2で利用できます。
  2. ヒアリングチェック機能とヒアリング補助機能は2024年秋に利用できるようになる予定です。ヒアリング補助機能は世界的な保健機関による製造販売承認待ちです。ヒアリングチェック機能とヒアリング補助機能には、iOS 18以降を搭載した対応するiPhone、またはiPadOS 18以降を搭載した対応するiPadとペアリングした、最新のファームウェアを実装したAirPods Pro 2が対応します。18歳以上の方による使用を目的としています。ヒアリング補助機能は、軽度から中程度の難聴が認められる方による使用を目的としています。
  3. バッテリー駆動時間は使用条件によって異なります。詳しくはapple.com/jp/batteriesをご覧ください。

お問い合わせ先

Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp

03-4345-2000