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プレスリリース 2022 年 10 月 18 日

Apple、驚異的なパワーのM2チップを搭載した次世代のiPad Proを発表

新しいiPad Proは、次のレベルのApple Pencilによるポイント体験、ProResビデオ撮影、超高速なWi-Fi 6E、iPadOS 16のパワフルな機能を備えています
ホワイトのMagic KeyboardとApple Pencilを取りつけたシルバーのiPad Proと、ブラックのMagic Keyboardを取りつけたスペースグレイのiPad Pro。
M2チップの画期的なパフォーマンス、次のレベルのApple Pencilによるポイント体験、超高速なワイヤレス接続を備えた新しいiPad Proは、別格であり続けるパワフルでユニークなiPad体験を提供します。
カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、持ち運びやすく、万能で、信じられないようなパフォーマンスを実現する、といった究極の組み合わせを提供する、M2チップ搭載の新しいiPad Proを発表しました。新しいiPad Proは、次のレベルのApple Pencilによるポイント体験と超高速なワイヤレス接続のほか、世界で最も先進的なモバイルディスプレイ、プロのカメラ、Face ID、Thunderbolt、4スピーカーオーディオシステムを搭載しています。ステージマネージャ、外部ディスプレイのフルサポート1、デスクトップクラスのアプリケーション、リファレンスモードなどのiPadOS 16の新機能により、iPadでのプロのワークフローがさらに向上します。先進的なハードウェアとiPadOS 16により、iPad Proには、この種のほかのどのデバイスとも異なり、パワフルなプロ向けアプリケーションの素晴らしいエコシステムがあります。新しいiPad Proは、本日から注文可能となり、10月26日(水)から販売を開始します。
「次世代のiPad Proは、iPadでできることの限界を押し広げ、究極のiPad体験にさらなる汎用性、パワー、持ち運びやすさをもたらします。M2チップを搭載した新しいiPad Proは、次のレベルのApple Pencilによるポイント体験、ProResビデオ撮影、超高速なワイヤレス接続、パワフルなiPadOS 16の機能など、驚異的なパフォーマンスと最も先進的なテクノロジーを搭載しています。このようなデバイスはほかにはありません」と、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、グレッグ・ジョズウィアックは述べています。

M2チップの画期的なパフォーマンス

AppleのMシリーズチップの次世代の始まりであるM2は、業界をリードする電力効率、ユニファイドメモリアーキテクチャ、カスタムテクノロジーを備え、iPad Proにさらなる画期的なパフォーマンスと能力をもたらします。
M2は、性能コアと効率コアがどちらも進化し、M1より最大15パーセント高速な8コアCPUと、最も高い処理能力を必要とするユーザーに対して最大35パーセント高速なグラフィックスパフォーマンスを提供する10コアGPUを搭載しています。CPUおよびGPUとの組み合わせにより、16コアのNeural Engineは、M1に比べて40パーセント多い、1秒間に15兆8千億回の演算が可能で、これによりiPad Proは機械学習タスクの処理がこれまで以上にパワフルになります。また、M2チップはM1より50パーセント増えた100GB/sのユニファイドメモリ帯域幅を備え、最大16GBの高速ユニファイドメモリに対応しているため、マルチタスキングや大容量のアセットでの作業がさらになめらかになります2
M2のパフォーマンスは、膨大な写真ライブラリを編集する写真家や複雑な3Dオブジェクトを扱うデザイナーから、高度な画像処理や分析を行なう医療従事者、グラフィックスを駆使したゲームを楽しむゲーマーまで、最も負荷の高いワークフローでも威力を発揮します。M2のパワーは、新しいメディアエンジンと画像信号プロセッサにも広がり、先進的なカメラとの組み合わせによって、ユーザーは初めてProResビデオを撮影できるようになり、ProRes映像のトランスコードが最大3倍高速になります。これは、コンテンツクリエイターが現場で1台のデバイスを使って映画品質のビデオを撮影、編集、公開できることを意味します。

次のレベルのApple Pencilによるポイント体験

新しいiPad ProとiPadOS 16によって、Apple Pencil(第2世代)でのポイントは、ユーザーの画面操作を完全に新しい次元へと引き上げます。Apple Pencilはディスプレイの最大12mm上まで検知されるので、ユーザーはマークをつける前にマークのプレビューを見ることができます。これにより、ユーザーはさらに高い精度でスケッチしたり、イラストを描いたりすることができ、ユーザーがApple Pencilを使って行なうすべてのことがより簡単になります。例えば、スクリブルでApple Pencilを画面に近づけると、テキストフィールドが自動的に大きくなり、手書き文字がより速くテキストに変換されます。他社製のアプリケーションも、この新しい機能を利用して、まったく新しいマーキングと描画の体験を実現することができます。
Apple Pencilによるポイント体験では、ディスプレイの最大12mm上まで検知されるので、ユーザーはマークをつける前にマークのプレビューを見ることができます。

超高速なワイヤレス接続

新しいiPad Proは、Wi-Fi 6Eへの対応により最速のWi-Fi接続に対応しているため3、高速接続を必要とするユーザーは負荷の高い作業をどこでも行なうことができます。ダウンロードは、前世代よりも2倍高速な最大2.4Gbpsです。5G(sub-6GHzおよびmmWave4)に対応したWi-Fi + Cellularモデルは、世界中のさらに多くの5Gネットワークに対応するので、ユーザーは外出先でも瞬時に自分のファイルにアクセスしたり、同僚と連絡を取り合ったり、自分のデータをバックアップすることもできます5
Smart Keyboard Folioを取りつけたiPad Proを使っている女性。
新しいiPad Proは、Wi-Fi 6Eに対応する初めてのAppleデバイスであり、最大2.4Gbpsでダウンロードできるようになり、ワークフローをあらゆる場所で行ないたいユーザーに最適です。

iPadOS 16によって実現する比類ないプロ向け機能

メッセージの大幅なアップデート、メールとSafariの新しいツール、新しい天気アプリケーション、「テキスト認識表示」と「画像を調べる」による写真とビデオを操作するためのさらに多くの方法に加え、iPadOS 16はiPad Proの体験を高めるパワフルな生産性のための機能も導入しています。
  • ステージマネージャは、アプリケーションとウインドウを自動的に整理し、タスク間の切り替えをすばやく簡単にできるようにする、まったく新しいマルチタスキング体験です。年内に、ステージマネージャは、最大6Kの解像度を備えた外部ディスプレイのフルサポートを実現するため、ユーザーは理想のワークスペースを構成し、iPad上に最大4つのアプリケーション、外部ディスプレイに最大4つのアプリケーションを表示しながら作業できるようになります。
  • デスクトップクラスのアプリケーションでは、iPad Proのディスプレイに最適化された新しい機能が実現しているため、一貫した取り消しとやり直し、再設計されたインラインの検索と置換の体験、新しい書類のメニュー、カスタマイズ可能なツールバー、ファイルの拡張子の変更、ファイルアプリケーションでのフォルダサイズの確認などの新しい要素や操作により、アプリケーションがさらに有能になります。
  • リファレンスモードでは、Liquid Retina XDRディスプレイを搭載した12.9インチiPad Proで、レビューや承認、カラーグレーディング、合成といった正確な色味と一貫した画質がきわめて重要なワークフローで色の条件に合わせることができます。つまり、写真家やビデオグラファーのようなプロのユーザーは、あらゆる細部を現実の世界に近く再現するHDRの画像やビデオを手元ですぐに編集でき、撮影現場の撮影監督は最終的な映像を表すカラープロファイルでコンテンツをプレビューできます。

iPadと環境

新しいiPadモデルは、環境に対する影響を最小限に抑えるよう設計されており、再生アルミニウム、再生スズ、再生希土類元素に加えて、iPadで初めて複数のプリント基板のメッキに100パーセント再生金を使用しています。iPadのすべてのモデルはエネルギー効率に関するAppleの高い基準を満たしており、水銀、BFR、PVC、ベリリウムを使用していません。新しいiPad Proの再設計したパッケージでは、外側のプラスチック包装を取り除き、パッケージの99パーセントを繊維ベースにしており、2025年までにすべてのパッケージからプラスチックを完全に取り除くというAppleの目標に一歩近づきました。
今日、Appleはカーボンニュートラルなグローバル企業であり、2030年までに製造サプライチェーンおよび製品ライフサイクル全体で100パーセントカーボンニュートラルにするよう取り組んでいます。これは、販売されるすべてのApple製デバイスで、部品製造、組み立て、輸送、お客様の利用、充電、そしてリサイクルや素材の回収まで、気候変動への影響をネットゼロにすることを意味します。
価格と販売について
  • 新しいiPad Proは、米国を含む28の国と地域で、本日10月19日からapple.com/jp/storeとApple Storeアプリケーションで注文できるようになり、10月26日(水)から販売を開始します。
  • 新しい11インチと12.9インチのiPad Proは、シルバーとスペースグレイの仕上げと、128GB、256GB、512GB、1TB、2TBの構成が用意されています。
  • 11インチiPad Proは、Wi-Fiモデルが124,800円(税込)から、Wi-Fi + Cellularモデルが148,800円(税込)からで、12.9インチiPad Proは、Wi-Fiモデルが172,800円(税込)から、Wi-Fi + Cellularモデルが196,800円(税込)からです。
  • Apple Pencil(第2世代)は別売りで購入することができ、価格は19,880円(税込)です。新しいiPad Proにも対応しています。
  • Magic Keyboardは、ブラックとホワイトがあり、新しい11インチiPad Pro用が44,800円(税込)、新しい12.9インチiPad Pro用が53,800円(税込)で、30を超える言語のキーボードレイアウトに対応しています。
  • 新しいiPad Pro用のSmart Keyboard Folioは、新しい11インチiPad Pro用が27,800円(税込)、新しい12.9インチiPad Pro用が32,800円(税込)です。
  • Smart Folioは、ブラック、ホワイト、マリンブルーがあり、新しい11インチiPad Pro用が12,800円(税込)、新しい12.9インチiPad Pro用が15,800円(税込)です。
  • 学生・教職員価格は、大学生、高等専門学校および専門学校生、これらの学校に進学が決まった生徒のみなさん、そのご両親、教育機関の教職員の方々などが対象です。新しい11インチiPad Proは116,800円(税込)から、12.9インチiPad Proは156,800円(税込)からです。第2世代のApple Pencilは18,380円(税込)で、Smart Keyboard Folioは11インチiPad Pro用が24,680円(税込)、12.9インチiPad Pro用が29,480円(税込)です。Magic Keyboardの価格は、11インチiPad Pro用が41,780円(税込)、12.9インチiPad Pro用が50,680円(税込)です。詳しくは、apple.com/jp_edu_1460/shopをご覧ください。
  • iPadのために設計されたパワフルなオペレーティングシステムであるiPadOS 16は、10月25日(火)から利用でき、新しいiPad Proに無料で出荷時から搭載されています。iPadOS 16は、iPad(第5世代以降)、iPad mini(第5世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、すべてのiPad Proモデル向けに、無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。
  • 今使っているiPadを下取りに出すと、新しいiPadの購入価格が割引になります。デバイスを受け取り、確認が完了した時点で、Appleは下取り額をご購入時のお支払い方法に返金いたします。
  • apple.com/jp/storeまたはApple Storeアプリケーション限定で、絵文字、名前、イニシャル、数字を組み合わせた刻印を、無料でiPadに入れることができます。
  • Appleは直営店やオンラインで多数のサービスをお客様に提供しています。パーソナライズしたサポートやAppleのスペシャリストからのアドバイスから、便利な配送および受け取り方法に至るまで、直営店のApple StoreやオンラインのApple Store(apple.com/jp/store)で購入いただくことが最高の体験となるようにしています。
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  • 記事本文

  1. M1およびM2を搭載したiPadモデルのステージマネージャでの外部ディスプレイのフルサポートは、年内にソフトウェアアップデートとして提供されます。
  2. パフォーマンスは前世代のiPad Proとの比較です。
  3. Wi-Fi 6Eは日本と中国本土では利用できません。
  4. mmWaveは米国およびプエルトリコのみで利用できます。
  5. 5Gの通信プランへの加入と対応エリアでの接続が必要です。速度は条件により異なります。詳細は通信事業者にお問い合わせください。

お問い合わせ先

Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp

03-4345-2000

Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp