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プレスリリース 2021 年 9 月 28 日

Keynote、Pages、Numbersの新機能により、リモートでのプレゼンテーションや外出先での書類の作業が強化

Keynoteに共同でプレゼンテーションを行うための新しいツールを追加します。PagesではiPhoneでの書類の作業がしやすくなります。NumbersはiPhone、iPad、Macでピボットテーブルが使えるようになります
iPhone 13に表示されている新しいPages、MacBook Airに表示されているKeynote、iPadに表示されているNumbers。
Keynote、Pages、Numbersにまったく新しい機能が搭載され、iPhone、iPad、Macで驚くような文書を簡単に作成できるようになります。
カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、仕事効率化アプリケーションスイートであるiWorkをアップデートし、ユーザーがパワフルな新しい方法でプレゼンテーションを行ったり、外出先でさらに簡単に書類を使って作業できるようにする新機能を提供します。Keynoteの新しいツールにより、スライド上に発表者のライブカメラビューを直接表示できるので、プレゼンテーションがより魅力的になり、複数発表者コントロールによってさらに共同作業が可能になります。Pagesでは、テキストや画像をiPhoneに最適化された1列のフローで自動的に表示することによって、外出先で書類を見たり編集したりするのがこれまで以上に簡単になります。また、Numbersにピボットテーブルを導入し、iPhone、iPad、Macにパワフルなデータ分析機能をもたらします。
「オフィスでも、学校でも、リモートワークでも、パワフルな機能を備えて、使いやすく、iPhone、iPad、Macでシームレスな体験ができるKeynote、Pages、そしてNumbersを世界中のユーザーが愛用しています。私たちは今日、これらのアプリケーションにさらなるパワーと機能を追加します。仕事効率化と共同作業のための新機能によって、誰もがよりパーソナルで説得力のあるプレゼンテーションを作成でき、iPhoneでの書類を使っての作業を簡単にし、全機能を備えたピボットテーブルを初めてモバイルで使えるようにします」と、Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントであるボブ・ボーチャーズは述べています。

Keynoteでプレゼンテーションを行うための新しい方法

パワフルな新しいツールにより、Keynoteでのプレゼンテーションがさらにパーソナルで、魅力的で、共同作業しやすいものになります。iPhone、iPad、Macの前面カメラを使うオプションにより、ユーザーはプレゼンテーションにライブビデオを直接追加できるようになります。このため、スライドのコンテンツと一緒に発表者を表示でき、講義、使い方のビデオ、ビデオ会議アプリケーションでのリモートプレゼンテーションに最適です。ライブビデオオブジェクトは簡単にサイズを変更でき、マスク、フレーム、ドロップシャドウ、反射でスタイルを調整してさらに洗練された見栄えにできます。Macユーザーは複数の外部カメラを接続してライブビデオの体験をさらに強化でき、接続されているiPhoneまたはiPadの画面をそのままスライドに表示して、ライブでインタラクティブなデモを行うこともできます。
スライド上に直接ライブビデオを含めることによって、Keynoteのプレゼンテーションがさらにパーソナルで魅力的なものになります。
新しい複数発表者オプションを使うと、誰でも簡単に、iPhone、iPad、Macから直接、共有スライドショーをコントロールできます。同じ部屋にいてもリモートでプレゼンテーションを行っていても、複数のユーザーが交代でスライドを進められます。自分のスライドの発表を終えたユーザーは、ホストにコントロールを返すことも、別の共同発表者に引き継いでグループプレゼンテーションをシームレスに続けることもできます。
iPadとMacBook Airで、Keynoteの複数発表者オプションのデモを行っているところ。
Keynoteの新しい複数発表者スライドショーにより、グループでのプレゼンテーションがこれまで以上に簡単になります。

iPhoneに最適化された新しいPages体験

ほかのどのデバイスよりもiPhoneでPagesの書類を読む人が多いので、Pagesでは、外出先での書類の閲覧や編集がこれまでより良くなる新しい体験を提供します。最新のアップデートにより、スクリーンビューでは、テキストやイメージ、およびその他の要素がiPhoneの画面用に最適化された1列の連続フローで自動的に表示されます。テキストはより読みやすくなるように拡大され、写真や図はディスプレイ内に収まるようにサイズ調整され、表は横にスクロールできます。スクリーンビューはすべての文書作成書類で利用でき、追加の設定は一切必要ありません。有効になっている場合、ユーザーはPagesの編集ツールのすべてを引き続き利用できます。また、スクリーンビューはいつでもオフにできるので、ユーザーはプリントしたり公開したりする前に書類のページレイアウトを確認できます。
スクリーンビューにより、iPhoneでPagesの書類を読んだり編集したりしやすくなります。

パワフルで使いやすいNumbersのピボットテーブル

直感的なインターフェイス、そして美しいグラフィックスとグラフでデータを表示できる機能を備えたNumbersは常に、ユーザーがデータを最大限に活用するための最適な方法でした。今回ピボットテーブルが加わったことで、ユーザーはデータをすばやく集計、グループ化、並べ替えをして、パターンやトレンドを特定し分析できるようになりました。Numbersでのピボットテーブルの作成は、すばやく直感的です。ユーザーは簡単に対象データを選択し、グループ化や集計の方法を選んで、その他の表示オプションにサイドバーからアクセスできます。作成されたピボットテーブルはすっきりとしたレイアウトで表示されるので、ユーザーは、簡単に読み取って洞察を得ることができます。ピボットテーブルを洞察に満ちたグラフとして視覚化したり、ソースデータを公開せずにピボットデータをほかの人と共有できます。さらに、ピボットテーブルをMicrosoft Excelとの間で読み込んだり書き出したりできます。Numbersは、すべての機能を備えたピボットテーブルをモバイルで実現する初のアプリケーションであり、iPhone、iPad、Macで同じ機能が提供されるので、ユーザーはどこで作業をする時でもこのパワフルなデータ分析ツールにアクセスできます。
iPadに表示されているNumbersのピボットテーブルメニュー。
iPhone、iPad、Macのピボットテーブルによって、ユーザーはデータをすばやく集計、グループ化、並べ替えをして、パターンやトレンドを特定し分析できます。
さらに、レーダーグラフは、複数の変数を簡単に視覚的に比較できる新しいグラフの種類で、類似点は重なり合った部分で表示され、差異や外れ値は際立って表示されます。また、新しいフィルタオプションにより、ユーザーはデータ内の重複エントリや一意値を見つけたり、特定の値に一致する行を簡単に表示したり非表示にしたりできます。
MacBook Airに表示されたNumbersのレーダーグラフ。
レーダーグラフによって、類似点は重なり合った部分で表示され、差異や外れ値は際立って表示されます。
Keynote、Pages、Numbersは、iOS 15、iPadOS 15、macOS Montereyで導入される新しい翻訳機能にも対応します。ユーザーはテキストを選択してすばやく翻訳を確認したり、読み上げてもらったり、選択部分をすぐに翻訳テキストに置き換えたりできます。
MacBook Airでの翻訳の体験。
ユーザーはiPhone、iPad、MacのiWorkアプリケーションでパワフルな翻訳機能を活用できます。
提供について
Keynote、Pages、Numbersは、すべての新しいiPhone、iPad、Macに無料で付属しています。本日のアップデートは、App StoreおよびMac App Storeでダウンロードできます。
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Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp

03-4345-2000

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