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新着情報 2021 年 4 月 21 日

Apple、アースデイ2021を祝う

ドロレス・ウエルタによる環境正義に変化を起こす取り組み、ならびに App Store、Apple TV アプリケーション、Apple Books、Apple Podcast、Apple マップ向けに用意された厳選されたコンテンツを通じて、世界中の誰もが環境問題を自分事として学び関わり合うことが可能に
2台の iPhone 12 Pro モデルと Apple Watch Series 6 に表示された、App Store、Apple TV+、Apple Fitness+で展開される Apple のアースデイ特集プログラム。
アースデイには、世界中の誰もが環境について学び、App Store、Apple TV+、Apple マップ、Apple Watch を通じて、地球というこの星の存在を祝いましょう。
アースデイ2021である今日という日を祝し、Appleは世界中のお客様に、環境正義の観点から、気候変動およびその他の環境問題について学ぶ新しい方法をいくつか提案します。新しい教材、厳選されたコンテンツ、この取り組みに関係する活動を通じて、Appleのお客様は、地球という星の美しさを尊び、主な環境問題について学び、これらに関連する価値ある運動を支援することができます。
こうした取り組みに加え、Appleでは、2030年までにカーボンニュートラルを達成するという当社目標に合致する数々の革新的なソリューションで環境に関する取り組みを推進しながら、他社が同じように環境問題に取り組んでいくためのブループリント(計画書)も提供しています。当社の2030年目標の一環として、Appleは最近、当社の世界中のものづくりのパートナー110社以上が Apple 製品の製造に用いる電力を100パーセント再生可能エネルギーに移行させることを約束したことを発表しました。また、Apple自身も、当社が発行するグリーンボンドにより調達した資金47億ドルを二酸化炭素排出を解決するプロジェクトに投じて、地域コミュニティにクリーンエネルギーを供給する再生可能エネルギープロジェクトを支援することを約束すると共に、世界の森林を保護することを目的とした2億ドル規模の新プロジェクトも発表して、気候変動問題を自然の摂理により解決する取り組みも加速させようとしています。こうした取り組みの詳細は Apple が最近公開した2021年の環境進捗報告書で述べられています。今週前半、Apple はまったく新しくなった iMac、iPad Pro、AirTag、Apple TV 4K が、再生素材の使用率で業界をリードしていることを発表しました。
「政府機関や産業界のリーダーたちが一丸となって気候変動と闘い、地球という星の未来を今よりも素晴らしいものに築き上げようと努力している中で、私たち一人ひとりが世界各地のコミュニティに属する一員として、自分もこの取り組みに関わっていることを再認識させられます」と、Apple の環境・政策・社会イニシアティブ担当バイスプレジデント、リサ・ジャクソンは述べています。「私たちが今日共有するリソース、コミュニティの取り組みはすべて、普段あまり聞いてもらえない声を増幅すること、そして各人が、環境問題を自分事として学び、関わり合い、問題解決に参加するためのツールを与えることが目的です」
Appleがネバダ州リノで展開しているソーラープロジェクトで用いられている太陽光発電パネル群。
ネバダ州リノには同州における Apple の4番目のソーラープロジェクトが設営され、Appleデータセンターと共に、近隣地域へ50メガワット分の再生可能エネルギーによる電力が供給されています。

変化を求める声を持ち上げて、影響に苦しむコミュニティに力を与える

世界中の人々がアースデイを祝う中でも、Appleが注力するところは変わらず、気候変動や環境問題の影響を大きく受けているコミュニティを支援することです。
“Challenge for Change”(変化への挑戦)と題された学習シリーズの第3弾では、Apple は社会正義の提唱者にしてドロレス・ウエルタ基金の創設者であるドロレス・ウエルタ氏と協力して、全年齢の学習者を対象に “Create a Better World Through Environmental Justice”(環境正義を通じてより良い世界を作る)を奨励します。本プログラムはビデオ制作課題と手引書のワークブックで構成され、教育者、学生、保護者に思考を誘発する会話のきっかけを与え、彼らに対して、近隣地域における持続可能な環境の創造を促し、自分が属しているコミュニティに内在する不公平の是正を始める手近な方法を考えてもらうことを目的としています。
Apple 社内を横断するチームがコミュニティの組織や教育者と協力してコミュニティの声に力を与え、これを増幅する手助けをしています。こうした取り組みでは(黒色〜褐色の肌の)有色人種コミュニティ、少女や若い女性たち、若年活動家にも注目します。
この分野の Apple の取り組みである Racial Equity and Justice Initiative(人種的公平と正義のイニシアティブ)を通じた アフリカ系アメリカ人を対象とする米国の高等教育機関(Historically Black College and Universities;HBCUs)との現在進行形の提携の一環として、Apple はテキサス州オースティンに拠点を置く Huston-Tillotson University と協力し、同学が新たに環境正義に関する学位プログラムを立ち上げるのを支援しています。成長を続けるマイノリティ所有の事業による環境イニシアティブの推進と、2030年までにカーボンニュートラルを目指す当社目標の達成を支援することを目的とする当社のインパクトアクセラレーターは、現在進行形で応募を受け入れています。若い女性に力を与えるための支援としては、Appleはマララ基金と協力して、気候関連の教育へのアクセスに立ちはだかるジェンダー格差を解消し、次世代の女性活動家を(新たな研究調査および政策支援の取り組みを通じて)応援することを目的とした長期的なアクションを取っています。さらには若年活動家の声を増幅するために、Appleは3月に The Redford Center とチームを組んで、1年を通じた取り組み Stories Challenge の第2弾を開始しました。これは、若きフィルムメーカーたちに Apple が提供する iPhone および iPad 向けの無料ビデオ制作アプリケーションの Clips を使って環境保護論の視点からビデオを制作・公開してもらい、環境問題をストーリーで訴えていく取り組みです。今日は、この場を借りて前回 2021 Redford Center Stories Challenge の入賞者を発表しましょう。
iPad Pro に表示された “Create a Better World Through Environmental Justice” ビデオチャレンジ。
Appleは、社会正義の提唱者にしてドロレス・ウエルタ基金の創設者であるドロレス・ウエルタ氏と協力して、あらゆる年齢の学習者を対象に “Create a Better World Through Environmental Justice”(環境正義を通じてより良い世界を作る)というタイトルの教育ビデオの制作を奨励します。

魅力的なストーリーで気候変動と環境について学ぶ

Apple TV アプリケーションApple Books(ブック)にはアースデイに向けたスペシャルコンテンツが用意されています。Apple TV アプリケーションでは、市民活動家に関する物語や、気候変動という科学と人間がもたらした代償とそれが野生生物に与えた影響を探りながら、将来に向けた希望を投げかけるストーリーを観ることができます。また、Apple TV+ サブスクリプションに登録していれば、新ドキュメンタリーの “その年、地球が変わった”(The Year Earth Changed)をデヴィッド・アッテンボローのナレーションで楽しめるほか、”小さな世界”(Tiny World)や Apple Originals の ”カラーで見る夜の世界”(Earth At Night In Color)のセカンドシーズンも見逃せません。Apple Books(ブック)では、気候変動の逆転について述べた書籍やオーディオブックを探してみたり、環境問題について私たち一人ひとりが取り組める方法を読んでみたりもできます。もちろん、環境をテーマにした作品の著者に注目してみるのも良いでしょう。
Apple Podcasts では “Earth Won’t Wait”(地球は待てない)と題されたエディトリアルコレクションを通じて、環境問題に関する洞察や知識を得ることができます。ここには、気候変動との闘いに積極的に参戦することで新たな発想を得たり、自然そのものが持つ力や重要性を再評価するような視点もあります。同コレクションのサブセクションには、意識的な大量消費文化、自然や環境に対して責任ある態度を示すスチュワードシップ、持続可能性、全世界が共有する脅威と全世界で取り組む解決策、自然とのつながりのようなトピックも用意されています。Apple Music では “Sounds of Nature” 特集や “Mixtape for Mother Earth” と題された新プレイリストで地球にちなんだ音楽に耳を傾けたり、七大陸を象徴する平和的なサウンドスケープと独占的なモーションカバーを中心とした特別なエディトリアルスペース “Restore Our Earth Through Music” を楽しんだりできます。
App Store は、より良い社会的な影響を起こす方法について豊富な情報が集まり、それを見つけられる場所でもあります。Think Dirty、Deliciously Ella、All the World、Kilma といったアプリケーションは、持続可能なショッピング、食品廃棄物の削減の推進に一役買い、そうした取り組みに、お子様でも、これまでよりも参加しやすくなります。
iPhone 12 Pro で表示した App Store で配信中のエコ意識の高いアプリケーション。
App Storeには、持続可能なショッピング、食品廃棄物の削減などをテーマにしたアプリケーションもあり、環境改善につながるアクションを起こすことについて、子供たちも巻き込んでコンシューマーに気づきを与えています。
Apple Arcade では、”Alba: A Wildlife Adventure” が、自分の美しい島とそこに住む野生生物を救うために行動を起こす少女の物語をテーマにしています。Ecologi との協力の下、マダガスカルの植林プロジェクトの一環として、このゲームが1回ダウンロードされるたびに樹木を1本植える取り組みが行われています。
Apple Arcade 配信中の “Alba: A Wildlife Adventure” を iPhone 12 Pro で表示した様子。
Apple Arcadeで配信中の ”Alba: A Wildlife Adventure” は動植物の生息地を救うために活躍する少女の物語をテーマにしており、Ecologi との協力の下、このゲームが1回ダウンロードされるたびに樹木を1本植える取り組みが行われています。

日々の活動をアースデイのお祝いに変える

世界中のコミュニティで、お客様はそれぞれにお気に入りの Apple ツールを使って自分の日々の活動をアースデイのお祝いに変えることができます。
National Park Foundation から登場した新編集の Guides、The Nature Conservancy、Red Tricycle、Culture Trip、FATMAP、Lonely Planet をお使いなら、Apple Maps(マップ)が、自然の驚異を探索する活動を、誰にとっても楽しい冒険に変えてくれます。米国内の国立公園、エコ旅行の行き先、ニューヨーク市内にあるバードウォッチングのベストスポット、ユタ州のゴツゴツしながらも美しい景色を見渡せるグランピング場などを見つけましょう。
全世界の Apple Watch ユーザーの皆さまには、4月22日に30分のワークアウトをこなすと、アースデイをテーマにした特別なアワードと、メッセージで使えるステッカーが進呈されます。
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「Apple、アースデイ2021を祝う」の画像

お問い合わせ先

Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp