プレスリリース 2011 年 8 月 25 日

スティーブ・ジョブズ、AppleのCEOを辞任

ティム・クックがCEOに就任、ジョブズは取締役会会長に就任

2011年8月24日、カリフォルニア州クパティーノ、Appleの取締役会は本日、スティーブ・ジョブズが最高経営責任者(CEO)を辞任し、これまでAppleの最高執行責任者(COO)であったティム・クックが同社の新しいCEOに就任することを発表しました。ジョブズは取締役会会長に就任し、クックも即時、取締役会に加わります。
 
Appleの取締役会を代表して、Genentech社会長のアート・レビンソンは次のように語っています。
 
「スティーブの非凡なビジョンとリーダーシップがAppleを救い、世界で最も革新的で価値の高いテクノロジー企業へと導きました。スティーブはAppleの成功に計り知れない貢献をし、彼がAppleのこの上なく創造的な従業員と世界一流のエグゼクティブチームを引きつけ、鼓舞してきました。取締役会会長という新しい役職においても、スティーブは彼のユニークな洞察力と創造性そしてインスピレーションで、Appleに貢献し続けてくれることでしょう。」
 
レビンソンはまた、「取締役会は、ティムが次期CEOとして適任者であることに絶対の信頼を持っています。ティムの13年におよぶAppleでの功労は、その傑出した業績に現れており、彼は、あらゆる場面ですばらしい手腕と健全な判断を示してきました。」と語っています。
 
ジョブズは本日、辞表を取締役会に提出し、取締役会が継承計画を実行し、ティム・クックをCEOとして任命するよう強く薦めました。
 
クックはこれまで、COOとして同社のワールドワイドセールスおよびオペレーションを統括し、その中には全世界での一貫したAppleのサプライチェーン、販売活動、そしてサービスとサポートのマネジメントが含まれていました。彼はまた、AppleのMacintosh部門の長でもあり、再販業者およびサプライヤーとの戦略的関係の継続的な発展に重要な役割を果たし、要求の度合いが高まっていく市場に柔軟に対応してきました。

 
【Appleについて】
Appleは世界で最も優れたパーソナルコンピュータであるMacをデザインするとともに、OS X、iLife、iWork、そしてプロフェッショナル向けのソフトウェアを開発しています。AppleはiPodおよびiTunesオンラインストアでデジタル音楽革命をリードしています。Appleは革新的なiPhoneやApp Storeで携帯電話を再定義したほか、最近では魔法のようなiPad 2を発表し、モバイルメディアとコンピューティングデバイスの未来を描いています。
 
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