プレスリリース 2009 年 8 月 24 日

Apple、Mac OS X Snow Leopardを8月28日に出荷

2009年8月24日、Apple®は本日、Mac OS® X v10.6 Snow Leopard™が8月28日(金)に、Apple直営店およびApple製品取扱販売店で発売となり、Apple Online Storeでは予約の受付を開始したことを発表しました。Snow Leopardは10年にわたるOS Xの革新と成功を土台に、何百もの改良点、新しいコアテクノロジー、そして箱から出した状態ですぐに使えるMicrosoft Exchangeのサポートなどを特長としています。Mac OS X Leopard®のユーザは3,300円でSnow Leopardにアップグレードすることができます。
「Snow LeopardはAppleの最も成功したオペレーティングシステムをさらに発展させたものです。当初の予定より早くユーザにお届けできることを嬉しく思います。Leopardのユーザはわずか3,300円で、Exchangeサポートを内蔵した、この世界で最も先進的なオペレーティングシステムにスムーズにアップグレードすることができます。」と、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、バートランド・サーレイは述べています。
Snow Leopardの開発に当たって、AppleのエンジニアはMac OS Xを構成する1,000以上のプロジェクトの90%をさらに改良しました。ユーザは、より反応が速くなったFinder™や、これまでの2倍*の速さでメッセージをロードするMail、最初のバックアップが最大でこれまでより80%速くなったTime Machine®、Exposé®を組み込んだDock、ユーザが簡単にビデオを鑑賞、録画、編集、共有できるように新たに設計されたQuick Time® X、そしてこれまでより最大で50%**速くなり、プラグインを原因とするクラッシュに対する安定性を高めた64ビット版のSafari® 4を含む改良を実感するでしょう。Snow Leopardは現行のLeopardに比べ半分のサイズとなり、インストール後のハードディスクドライブの空き容量が最大7GB増えます。
Finder、Mail、iCal®、iChat®そしてSafariなどのシステムアプリケーションが初めて64ビットとなったほか、64ビットのプロセッサに対応するようになったため、Snow Leopardはより大量のRAMを利用することができ、32ビットのアプリケーションとの互換性を保ちながらパフォーマンスを高め、セキュリティーを向上させています。Grand Central Dispatch (GCD)は、マルチコアプロセッサの優位性を利用するアプリケーションを開発するための革新的な方法をソフトウェアデベロッパに提供します。C言語ベースのオープンスタンダードであるOpenCLは、デベロッパがグラフィックスプロセシングユニットの強大なパワーを利用して、グラフィックスを超えるタスクを実現することを可能にします。
Snow LeopardはMicrosoft Exchange Server 2007のサポートを内蔵する唯一のデスクトップオペレーティングシステムであり、Mac OS X Mail、アドレスブックそしてiCalを使って、電子メールの送受信や作成、会議への招待への返答をすることができるほか、グローバルアドレスリストを使って連絡先の検索や管理が行なえます。Exchangeの情報はSnow Leopardとシームレスに連動するため、ユーザはOS X独自の機能である高速なSpotlight®検索やQuick Lookプレビューを利用することができます。
世界で最も使いやすいサーバオペレーティングシステムの次期メジャーリリースであるMac OS X Server Snow Leopardも8月28日(金)に発売となります。Snow Leopard Serverには、Podcast Producer 2やMobile Access Serverといった革新的な新機能が含まれ、無制限クライアントライセンス付きで53,800円と、よりお求めやすい価格となっています。Snow Leopardのより詳しい情報および必要なシステムは、 www.apple.com/jp/server/macosx/でご覧になることができます。
【価格と販売について】
Mac OS X バージョン 10.6 Snow Leopardは、Mac OS X バージョン 10.5 Leopardのアップグレードとして、8月28日から、Apple直営店およびApple製品取扱販売店を通じて販売されるほか、Apple Online Store( http://store.apple.com/jp )では本日からオンラインでご予約いただくこともできます。Snow Leopardのシングルユーザライセンスは3,300円にて、1家族で5ユーザまでが利用できるSnow Leopard ファミリーパックは5,600円にてお求めいただくことができます。IntelベースのMac®をお使いのTigerユーザ向けには、Mac OS X Snow Leopard、iLife® ’09そしてiWork® ’09を含むMac Box Setが18,800円にて、ファミリーパックが24,800円にて用意されています。
2009年6月8日から2009年12月26日までの間に、該当する新しいMacシステムをAppleまたはApple製品取扱販売店から購入されたすべてのお客様を対象に、Mac OS X Snow Leopard Up-to-Dateアップグレードパッケージが、製品価格および発送料金込みの980円にて用意されています。ユーザは購入日から90日以内または2009年12月26日のいずれか早い時期までに、Up-to-Dateアップグレードを申請する必要があります。詳しくは、 www.apple.com/jp/macosx/uptodate をご覧下さい。Snow Leopardは最低1GB以上のRAMを必要とし、Intelプロセッサを搭載したMacで動作するように設計されています。必要なシステムに関する詳しい情報は www.apple.com/jp/macosx/specs.html でご覧になることができます。
*テストは2009年8月にAppleにおいて、出荷前のMac OS X v10.6 Snow Leopardと現行のMac OS X v10.5.8 Leopardを、現行の2.0 GHz MacBook®システムおよび現行の2.66 GHz iMac®システムに共に2GBのRAMを搭載して行ないました。パフォーマンスはシステム構成、ネットワーク、ファイルサイズ、データセットその他の要因によって変動します。
**テストは2009年8月にAppleにおいて、出荷前のMac OS X v10.6 Snow Leopardを搭載した現行の2.0 GHz MacBookシステムおよび現行の2.66 GHz iMacシステム(共に2GBのRAM搭載)上で、64ビットのSafari 4と32ビットのSafari 4を比較して行ないました。JavaScriptのベンチマークはSunSpider Performanceテストに基づいています。パフォーマンスは、システム構成、ネットワーク接続、その他の要因によって変動します。
※ 文中の価格はすべて税込み、メーカー希望小売価格です。
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