App Store、全世界で1億本以上のダウンロードを達成

2008年9月9日、アップルは本日、「App Store（アップ・ストア）」からiPhone™（アイフォーン）およびiPod® touch（アイポッド・タッチ）ユーザがダウンロードしたアプリケーションの数が、2008年7月11日の開始以来、累計で1億本を超えたことを発表しました。
App Storeでは現在3,000種類以上のアプリケーションが提供され、その90%以上が販売価格10ドル以下、600本以上が無償で提供されています。これらのアプリケーションは、iPhoneの大型ディスプレイ、革新的なMulti-Touch™（マルチタッチ）ユーザインターフェイス、ハードウェアによる高速3D描画、内蔵の加速度センサーおよび位置情報ベースのテクノロジーなどを利用し、これまで見たことのないようなモバイルアプリケーションを実現しています。

「iPhoneの他にはない性能、使いやすいSDK、そしてApp Storeを通じて何百万もの利用者にリーチできる環境は、iPhone向けのアプリケーション開発を大変魅力的なものにしています。iPhone向けアプリケーションのJottは今日までに何十万本もダウンロードされており、これは弊社にとって大きな成功になっています」と、Jott社のCEO（最高経営責任者）、ジョン・ポラード氏は述べています。

「すでに私にはフルタイムの仕事があるので、Trismの開発はiPhone SDKを使って空いている時間にやりましたが、こんな素晴らしい結果は“無謀すぎる夢”の中でも期待しえなかったことです。最初の3週間で27,000本を超えるダウンロード販売を達成しましたが、これは新しい重要な収入源を得ると共に大きな期待ができるキャリアの道が開かれたということです。そのどちらも数カ月前の私には無かったものです。」

「18歳のiPhone Developer Programメンバーとしてアップル主催のWWDCスチューデントスカラシップ (奨学金) を得たので、私はこのチャンスを利用し、夏いっぱい掛けて自分のアプリケーションを完成させました。共同作業はとても楽しく、夏のアルバイトとしてはこれまででいちばん儲かったのは確実です。なぜなら最初のひと月のApp Storeの売上で8,000ドル以上も稼いだのですから」と、Equivalenceの開発者、ブライアン・ヘンリー氏は述べています。

「App Storeを通じた新しいアカウント登録の状況は、その他のアカウント登録すべてを合わせた場合より300%も良好です。私たちのiPhone用アプリケーションでは、その他のモバイルプラットフォームでは夢見ることさえ叶わなかったことを実現できています。これは私たちにとっても、iPhoneおよびiPod touchユーザの方々にとってもまさに革新的な時代と言えるでしょう」と、SmugMug社の共同創設者、クリス・マッカスキル氏は述べています。

iPhone上のApp Storeは携帯電話ネットワークとWi-Fiネットワークを通じて利用できるため、ユーザはワイヤレスでiPhoneやiPod touchにアプリケーションを直接ダウンロードして、その場で使い始めることができます。アプリケーションの料金は無料か、ユーザのiTunes®（アイチューンズ）アカウントに課金され、使用しているアプリケーションのアップデートが入手可能になると、App Storeからユーザの皆様に通知されます。App Storeは、Mac®やWindows PC用のiTunes（www.itunes.com/jp/）からも利用可能で、ダウンロードしたアプリケーションはUSBケーブルを通じてiPhoneやiPod touchに転送（シンク）できます。

※本資料は、米国発2008年9月9日付けで、米国アップルが発表したニュースリリースを日本語に翻訳したものです。

【アップルについて】
アップルはApple IIで1970年代のパーソナルコンピュータ革命に火をつけ、80年代にはMacintoshによって、再び、全く新しいパーソナルコンピュータを創出しました。数々の賞に輝く革新的なコンピュータ、Mac OS Xオペレーティングシステム、iLifeデジタルライフスタイル・アプリケーション、そしてプロ向けの各種アプリケーションで業界をリードし続けています。これに加えてアップルは、ポータブルミュージックおよびビデオプレーヤーのiPodと、オンラインのiTunes Storeにより、デジタルメディアの分野でも先頭に立ってその革命を推し進め、さらに革新的なiPhoneによって携帯電話市場にも参入しました。

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