プレスリリース 2007 年 8 月 8 日

アップル、iLife ‘08を発表

大きな進化を遂げたiPhotoおよびiMovieの新バージョン

2007年8月8日、アップルは本日、アップルの定評ある統合デジタルライフスタイルアプリケーションの過去最大のアップグレードとなる、「iLife® ‘08(アイライフオーエイト)」を発表しました。
iLife ‘08は、大きな進化を遂げたiPhoto®の新バージョンおよび全く新しくなったiMovie®を含みます。iPhoto ‘08はフォトライブラリを自動的に「イベント」に整理し、ますます増える写真のコレクションをより簡単に管理できるようになりました。またiMovie ‘08は、ユーザが簡単にムービーを作ってオンラインで公開するための全く新しい方法を提供します。アップルは.Mac(ドットマック)に、メンバーが写真やビデオのための美しいオンラインウェブサイトを簡単に作成して運営することができる新しいサービス、.Mac ウェブギャラリーを追加しましたが、iPhoto、iMovie共にこのサービスとシームレスに連携します。iLife ‘08にはまた、ユーザがよりダイナミックなウェブサイトを作るために、Google MapsなどのライブWebウィジェットをサポートするiWeb™ ‘08が含まれています。またGarageBand™ ‘08には新たにMagic GarageBand機能が加わり、ミュージシャンはもちろん、ごく普通の方も、素晴らしいサウンドの曲を簡単に楽しく作ることができます。
「iLife ‘08はWindows PC向けのどのソフトウェアよりも何年も先を行くレベルにあります。iLife ‘08によってMacユーザはMacがますます好きになり、Windows PCユーザはMacに乗り換える理由がさらに増えたと思います。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
iPhoto ‘08はすべての写真を自動的に「イベント」に振り分けます。各イベントは1日分の写真を含み、そのうちの1枚が表示されています。イベントの上にマウスを持っていくと、その中のすべての写真を「流し読み」することができます。1日分のイベントを、例えば午前中のバースデーパーティー、夕方の結婚式といったように、いくつかのイベントに分けることもできます。あるいは週末のスキー休暇というように、複数日にわたるイベントを一つのイベントに統合することもできます。また、いつでも見られる必要ないけれども捨ててしまいたくはない写真を隠すこともできます。そして統合された検索機能によって、レーティング、日付およびキーワードをもとに、簡単にすべてのイベントにまたがって写真を検索することができます。フレームに入れて飾りたいような写真は、アップルがデザインした新しいフォトテーマを使って家庭のプリンタで作成することができます。また、カスタマイズ可能なダストジャケットやプロフェッショナルクオリティーのハードカバーにエレガントな箔印刷を施した記念写真用のブック、平らに広げて見やすい、新しいスパイラル綴りのソフトカバーブック、あるいは新しい、これまでより大きなカレンダーなどを注文することもできます。
iMovie ‘08はアップルのムービー作成ソフトを完全に新しくしたもので、ユーザは自分のビデオライブラリを再発見して楽しんだり、これまでのように数時間ではなく数分間でムービーを作ったり、家族や友達あるいは全世界の人々とすぐにムービーを共有したりすることができます。iMovie ‘08は、最新のAVCHD、HDVおよびDVカムコーダーはもとより、デジタルカメラからもビデオをインポートすることができ、内蔵ハードディスクドライブ、外部ハードディスクドライブを問わず、保存されているユーザのビデオライブラリ全部を表示します。ユーザは自分のビデオクリップの上にマウスを持って行くだけで、どれでも好きなクリップをプレビューすることができ、好きな速度で、実際より早い速度ででも、前方向または後方向に「流し読み」することができます。ビデオはテキストを選択するのと同じ感覚で選択でき、選択したビデオをプロジェクトの中にドラッグするだけでムービーを作成し、iTunes®からサウンドトラックを簡単に追加し、ナレーションやエレガントな効果そして映画のようなタイトルを加えることができます。iMovie ‘08を使うと、ほんの数回クリックするだけで、自分のムービーをiPod®やiPhone™またはApple TV®で楽しむことができるほか、YouTubeで全世界の人たちに見てもらうこともできます。
.Mac(ドットマック)のメンバーを対象に、アップルは美しい.Mac ウェブギャラリーを提供します。.Mac ウェブギャラリーはiPhoto ‘08とiMovie ‘08に完全に統合されており、ユーザは数回クリックするだけで写真やムービーをウェブで公開することができます。.Mac ウェブギャラリーはほとんどのコンピュータおよびiPhoneでも見ることのできるフォトギャラリーやムービーを含んだウェブサイトを自動的に構築します。写真はダウンロードして、16×20インチ(40x50センチ)の大きさまでプリントすることができます。ムービーはDVDよりも高い解像度で見ることができます。
iWeb ‘08は、Google MapsのようなライブWebウィジェットや、Google AdSenseを使ったターゲット広告、そして.Mac ウェブギャラリーからの写真やムービーを追加することによってウェブサイトをよりインタラクティブにする新しい機能を提供します。ユーザはまた、HTMLスニペットをサポートするどのサイトからもインターネットビデオ、ニュースヘッドライン、天気予報などを追加することができます。新しい「My Album」ページテンプレートを使うと、ユーザは簡単にフォトアルバムやビデオを一つのシンプルなインデックスページに整理することができます。新しいiWebにはアップルのデザインによる数多くの美しいテーマが含まれており、ユーザはいつでもこれらを変更して、様々なウェブページデザインを試してみることができます。これはサイトを公開した後でも可能です。.Macのメンバーであれば、ユーザは自分のパーソナルドメインを使ってiWebのウェブサイトを運営することもできるようになりました。
GarageBand ‘08に新しく加わったMagic GarageBandを使うと、ミュージシャンはもちろん、ごく普通の方でも簡単に、そして楽しく曲を作ることができます。ユーザは9つの音楽ジャンルから選んで、「プレーヤー」のバンドとバーチャルステージで共演することができます。各プレーヤーには楽器やパートを割り当て、何千もの曲の組み合わせを作ることができます。ユーザは内蔵のソフトウェア楽器と一緒に演奏したり、自分の声を録音して自作の音楽に合わせて歌ったりすることもできます。GarageBandにはまた、複数のテイクの中から、ベストの演奏、アレンジをキャプチャし、イントロ、バース、コーラスをカット、コピー、ペーストできるマルチトラックレコーディングや、24ビットオーディオインターフェイスのサポートなど、ミュージシャンのための強力な新機能が備わっています。
【価格と販売について】
iLife ‘08は、アップルのオンラインストアであるApple Store®
(https://www.apple.com/japanstore/)、アップル直営店およびアップル製品取扱販売店を通じて、9,800円にて本日より販売されます。本日より工場出荷される新しいMacにはiLife ‘08統合アプリケーションが含まれています。.Macは会費制のサービスです。会費は個人メンバーシップが年間9,800円、ファミリーパックが年間18,800円で、ファミリーパックには1つのマスターアカウントと4つのサブアカウントが付いており、www.mac.com/japan/からどなたでも60日間の無料.Macトライアルにお申し込み頂けます*。
iLife ‘08の利用には、Mac OS® Xバージョン10.4.9以降、Intelプロセッサ、PowerPC G5またはPowerPC G4、QuickTime® 7.2以降、インストール用のDVDドライブおよび3GBのディスクスペースが必要です。iPhotoプリントサービスは、米国、カナダ、日本および特定の欧州諸国で提供されています。iWebの利用には.Macアカウントが推奨されています。iLife ‘08に関する完全なシステム条件および詳細は、www.apple.com/jp/ilife/でご覧になることができます。
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