プレスリリース 2004 年 9 月 29 日

アップル、Logic Pro 7とLogic Express 7を発表

定評あるプロ用音楽作成、オーディオ制作ソフトウェアのメジャーリリース

2004年9月29日−アップルは本日、全世界で20万人以上のミュージシャンおよびオーディオエンジニアに使用され、定評のあるプロ用音楽作成およびオーディオ制作ソフトウェアアプリケーションのメジャーリリース、「Logic Pro(ロジックプロ) 7」および「Logic Express(ロジックエクスプレス) 7」を発表しました。
Logic Pro 7(102,900円(本体価格98,000円)には、コンポーネントモデリングベースのシンセサイザー、Sculptureや斬新かつパワフルなドラムマシン、UltraBeatなどの画期的な新しいソフトウェアインストゥルメントに加え、フル機能ギターアンプシミュレータのGuitar Amp Proなど、新しいプラグインも含まれています。ワークフローをさらに快適にした100を超える機能、新しいマスタリングプラグイン、そしてApple Loopsのサポートとともに、Logic Pro 7では分散オーディオ処理機能が新たに加わりました。この革新的な技術を使うと、オーディオのプロは事実上台数無制限のMacに接続してデジタル信号処理(DSP)能力を拡張できるようになります。
Logicの普及版であるLogic Express 7は、学生、教育関係者および上級ホビーユーザ向けに31,290円(本体価格29,800円)という手頃な価格でプロツールのベーシックセットを提供します。Logic Express 7およびLogic Pro 7はともに、アップルの一般ユーザ向け音楽作成ソフトウェアであるGarageBand™ のプロジェクトをサポートしており、ユーザはスムーズにハイエンドのオーディオ制作に移行できます。
「初心者からプロまで、アップルは楽曲作成およびプロダクションツールのフルラインを揃えることで市場を拡大しています。我々は、Logic Pro 7のプロオーディオのための業界で最も進んだ機能セットを提供することにより、プロの音楽制作を一つ上のレベルに持ってゆきます。」と、アップルのアプリケーションマーケティング担当副社長、ロブ・シェーベンは述べています。
Logic Pro 7の新しいソフトウェアインストゥルメントに含まれるSculptureとUltraBeatは、ユニークなサウンド作り、ドラムやベースのシーケンス作成のためのより多くのオプションをユーザに提供します。Sculptureは振動する弦やバーのふるまい特性をシミュレートし、ユーザはダイナミックで表現力のある独自のサウンドを作成、制御することができます。UltraBeatは、FM、サブトラクティブ、サンプルベースおよびコンポーネントモデリングを含む複数のタイプの合成を使う斬新かつパワフルなドラムマシンです。UltraBeatは最大25種類の個別編集可能なドラム音声からなり、ユニークな設計の統合ステップシーケンサを含んでいます。
Logic Pro 7の新しいプラグインに含まれるGuitar Amp Proは、新しいフル機能ギターアンプシミュレータで、世界で最も有名な11種類のギターアンプの音を再現します。ユーザは、14のスピーカーキャビネットセレクション、マイクロフォンのタイプと配置、そしてEQのタイプとセッティングなど、詳細なオプションで自分独自の、本物さながらのアンプ構成を実現することができます。さらに、Logic Pro 7には、オーディオポストプロダクションのプロのニーズを満たすLinear Phase EQや高機能なメーター/アナライザーの統合プラグインなどの新しいマスタリングプラグインも含まれています。
Logic Pro 7は分散オーディオ処理機能を初めて採用します。この革新的な技術により、オーディオのプロは事実上台数無制限のMacに接続し、DSP能力を拡張することができるようになります。その結果、これまでネイティブベースのシステムでは想像できなかったようなオーディオおよびミュージックプロダクションシステムが実現します。この画期的な機能により、ミュージシャンやオーディオエンジニアは、ほぼ無限のプラグインを用いてサウンドを作成、処理し、これまで以上にクリエイティブな仕事をすることができるようになります。
Logic Pro 7は、ユーザがインストゥルメント、ジャンルまたはムードによって素早くループを見つけることができる強力なオープンスタンダードファイルフォーマット、 Apple Loopsをサポートしています。Logic Pro 7のApple Loopsは、ループのサウンドや旋律をリアルタイムで変更、調整できる柔軟性を備えています。Logic Pro 7では、楽曲テンプレート、チャンネルストリップの保存と呼び出し、プロフェッショナルシャッフル、そして自動クロスフェード編集モードを含む、作業効率を高める100以上の機能にアレンジウィンドウから直接アクセスできるため、ワークフローが大幅に改善されます。さらに、Logic Pro 7に含まれるマスタリングおよびCD作成アプリケーションのWaveBurnerを使って、Red Book規格に準拠したCDのコンパイル、作成が可能です。
アップルは、一般ユーザ、学生、教育関係者、クリエイティブプロそしてプロミュージシャンのニーズに応える統合音楽作成ツールのフルラインを提供しています。一般ユーザ向けには、GarageBandがMacを高品質の楽器およびすべてが揃った録音スタジオに変身させます。新しいRemix ToolsとRhythm Sectionパックを含むGarageBand Jam Pack(10,290円(本体価格9,800円)は、GarageBand、Logic Express 7およびLogic Proのためのさらに多くのプロ品質のループとインストゥルメントを集めたものです。GarageBandで作成したプロジェクトはLogic Express 7やLogic Pro 7に簡単に取り込むことができるため、より高度なオーディオ制作ツールに挑戦したい音楽愛好家も簡単にアップグレードすることができます。さらに、 Logic Express 7で身につけたすべてのノウハウは直接Logic Pro 7でもそのまま使うことができます。

【価格と販売について】
Logic Pro 7は本日より受注を開始し、アップルのオンラインストアであるApple Store® (アップルストア、https://www.apple.com/japanstore )、アップル直営店およびアップル製品取扱販売店を通じて、102,900円(本体価格98,000円)で11月上旬より順次販売されます。Logic Pro 6、Logic Platinum、Logic Gold 5またはLogic Gold 6の登録ユーザは、31,500円(本体価格30,000円)でLogic Pro 7にアップグレードすることができます。
Logic Express 7は本日より受注を開始し、11月下旬より、31,290円(本体価格29,800円)で同様に順次販売されます。
価格はいずれもアップルストア価格です。
必要なシステム条件は、www.apple.com/jp/logicでご覧いただくことができます。
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