プレスリリース 2002 年 6 月 19 日

アップル、第3四半期の業績予想を修正

2002年6月18日、カリフォルニア州クパティーノ − アップルは本日、4月−6月期の売上高を、これまでの約16億ドルの予想から下方修正し、約14億ドルから14億5,000万ドルの間となる見込みであることを発表しました。売上高が予想を下回る主な理由は、一般消費者および広告出版関係などクリエイティブ市場における需要の低迷です。地理的には、特に欧州と日本での売上高が弱含みました。一方、いくつかの部品の価格が低水準で推移したため、売上総利益率は予想を上回り、売上高の減少による影響がかなり相殺される見込みです。これにより、希薄化後の一株当り利益は、0.11ドルを若干上回るこれまでの予想から、0.08ドル−0.10ドルの水準に下方修正されました。
「同業他社と同様に、アップルも今四半期は販売が低迷しています。その結果、売上高は予想を約10%下回り、利益も若干低くなる見込みです。しかし、アップルは驚くような新製品を開発中であり、来年度が非常に楽しみです。現在パソコン業界で利益を上げている数少ない会社の一つとして、アップルの長期的な成長については非常に明るい展望を持っています」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
アップルでは、金融アナリストおよび報道関係者を対象としたカンファレンスコールを午後2時(米国西部時間)/午後5時(米国東部時間)より行います。金融アナリスト用のダイアルイン番号は(913)981-5517、報道関係者用のダイヤルイン番号は(913)981-5528です。西部時間で午後5時30分、東部時間で午後8時30分から再生も行われ、以後1週間にわたってお聞きになることができます。再生聴取用の電話番号は(719)457-0820、コード番号631127です。(日本からは電話番号に米国の国番号1が必要です。)
アップルでは、ライブおよびオンデマンドのオーディオ、ビデオストリーミング配信の標準技術をベースとしたアップルのQuickTime®(クイックタイム)を使用して、カンファレンスコールをライブストリーミングで配信します。このウェブキャストはアップルのWebサイト(https://www.apple.com/quicktime/qtv/conference_call)でご覧いただけ、再放送も行われます。QuickTime player(クイックタイムプレーヤー)はMacintosh®とWindowsユーザを対象にアップルのWebサイト(https://www.apple.com/quicktime)で無償で提供されています。
本報道関係資料に含まれる情報は、歴史的情報を除き、将来的予測に基づくステートメントであり、リスクと不確実性が伴います。潜在的なリスクと不確実性の例としては、市場における継続的な競争のプレッシャー、競争および経済要因ならびにそれらに対する当社の反応が当社の製品に対する消費者および事業者の購買決定におよぼす影響、当社が新しいプログラム、新製品、および有効な技術革新をタイムリーに市場に提供できる能力、当社が現在単一のまたは限定されたソースから入手している当社のビジネスに不可欠な特定の部品およびサービスを今後も継続的に入手できる可能性、テロリズムおよび軍事行動によって引き起こされる、物流および保安体制における変化、予想を下回るエンドユーザの購買などの商業活動の混乱、多額の 投資費用、消費者による受け入れの不確実性、そして既存の販売店との関係への影響の可能性など、当社の販売活動に関連するリスク、サードパーティーが提供する製造および物流サービスへの当社の依存が製品の品質および数量に影響をおよぼす可能性、および当社が今後もそのオペレーティングシステムを進化させ、Macintosh開発者を十分引き付けることに成功する能力などが含まれます。当社の財務業績に影響を与え得る潜在的要因に関するさらに詳しい情報は、当社がSEC(米国証券取引委員会)に対して随時提出する報告書に含まれており、これらには2001年度の当社Form 10-K(年次報告書2001)、および2002年3月30日を末日とする四半期の当社Form 10-Q(四半期報告書)が含まれます。
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