プレスリリース 2002 年 1 月 8 日

アップル、iPhotoを発表

新しいMacソフトウェアでデジタルフォトの保存、整理および共有が簡単に

2002年1月8日−アップルは本日、デジタルフォトの保存、整理、および共有を驚くほど簡単に行える、これまでデジタルフォトグラフィーの分野になかった機能を提供する、「iPhoto(アイフォト)」を発表しました。iPhotoを使えば、そのシンプルかつエレガントなユーザインターフェイスにより、デジタルフォトの取り込み、編集、印刷が簡単にできるほか、数千枚もの写真を含むフォトコレクションも容易に整理し管理することが可能です。Mac OS® X専用に設計されたiPhotoは、アップルのWebサイト(www.apple.co.jp)から無償でダウンロードすることができます。
iPhotoはデジタルフォトの共有を可能にすることで、デジタルフォトに全く新しい世界をもたらします。好きな音楽を効果音として取り入れた画面がなめらかに切り替わるスライドショーをフルスクリーンで見たり、自分の写真を使ったホームページを自動作成したり、写真を友人や家族にemailで送ったりすることができます。
「デジタルカメラは私達の写真の撮り方に革命を起こしています。iPhotoは写真の保存、整理、そして共有の仕方や楽しみ方を革新的に変えます。iTunesやiPodが人々の音楽の聴き方を変えたように、iPhotoは人々のデジタルフォトを管理し共有する方法は変えるでしょう。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは語っています。
取り込み、編集、保存および整理
iPhotoを使うとデジタルフォトの取り込み、編集、保存、整理、印刷、そして共有がきわめて簡単にできます。デジタルカメラをMac®のUSBまたはFireWire®ポートに接続するとiPhotoが自動的に起動し、写真の取り込み、カタログの作成、保存、表示を行ってくれます。iPhotoを使えば、マウスをドラッグするだけで、写真を簡単に拡大したり縮小したりできます。正確なトリミングを行うために写真の細部を拡大して見たり、数百枚の写真を一覧したり、数千枚の写真を素早くスクロールして、お目当ての写真をすぐに見つけることができます。他にも、誕生日や、休日、結婚式、その他様々な場面の写真をいつでもすぐに取り出せるように、簡単にアルバムを整理することができます(iTunesを使い慣れたユーザの皆様は、プレイリストの写真版と考えて下さい)。また、好きな写真に名前やコメント、キーワードなどを付けることも簡単にできます。
デジタルフォトの共有
iPhotoを使うと、家族や友達とデジタルフォトを共有することも驚くほど簡単にできます。ワンクリックするだけで、好きな音楽を添えた美しいフォトスライドショーをフルスクリーンで見ることができます。写真をメールで送ったり、他のアプリケーション用に書き出したり、アップルのiTools HomePageのWebサイトで、写真を使ったホームページを自動的に作成してインターネット上に公開することもできます。
iPhotoはまた、写真のプリントも素早く簡単に行うことができます。iPhotoの直観的なプリントインターフェイスにより、プリントサイズとページごとの写真の数を選び、「プリント」ボタンを押すだけで、簡単にインクジェットプリンタで写真をプリントすることができます。
iPhotoの最も画期的な特長の一つはページレイアウトプログラム機能です。6つのブックデザインの中から好きなデザインを選ぶと、iPhotoが自動的にカスタムフォトブックを作ってくれます。各ページには1つから4つまでの写真が入り、簡単にカスタマイズすることができます。
提供について
iPhotoはアップルのWebサイト(www.apple.co.jp)からすぐに無償でダウンロードすることができます。iPhotoを使うにはMac OS X バージョン10.1.2およびUSBポートを内蔵したMacintosh®が必要です。400 MHzのG3 PowerPCプロセッサ以上および256 MB以上のRAMを搭載したMacを推奨します。
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