アップル、フルモデルチェンジしたiBookを発表

2001年5月2日−アップルは本日、フル機能を装備しながら軽量化、および小型化に成功し、フルモデルチェンジをしたコンシューマ向けノート型コンピュータ、「iBook™（アイブック）」を発表しました。重量わずか2.2kg*の新しいiBookは、1,024×768ピクセルの解像度を誇る12.1インチディスプレイ、ビデオ編集に最適なFireWire、そして最長5時間のバッテリー駆動を特長としています。価格も158,000円（メーカー希望小売価格、税別）からと、非常にお求めやすくなった新しいiBookは、今日の活動的なデジタルライフスタイルに完全にマッチしています。

新しいiBookは、光学式ドライブをCD-ROM、DVD-ROM、CD-RWの3種類から選択でき、CD-RWドライブを選択した場合は、オリジナルの音楽CDを簡単に作成できます。また、BTO（Build-to-order）オプションでDVD-ROM/CD-RW両用ドライブ（コンボドライブ）を選択した場合は、オリジナルの音楽CD作成とDVDムービー再生の両方が可能です。新しいiBookには、世界で最も使いやすいジュークボックスソフトウェアの「iTunes（アイチューンズ）」と、世界で最もポピュラーで使いやすい一般向けデジタルビデオ編集ソフトウェア、「iMovie™ 2（アイムービーツー）」が付属しています。さらに、新しいiBookの全モデルには、明るい1,024×768ピクセル（14インチディスプレイを搭載した一般的なノート型コンピュータと同等の情報量が表示可能）の12.1インチTFTカラー液晶ディスプレイが標準搭載されています。

「新しいiBookは非常に小型かつ軽量で、お客様から期待される素晴らしい機能をすべて詰め込んでいます」とアップルのCEO（最高経営責任者）、スティーブ・ジョブズは語っています。「iMovie、iTunes、iToolsを備える新しいiBookは、従来のiBookでの驚異的な成功を礎にして、さらに今日のデジタルライフスタイルにフィットするようにデザインされています。」

新しいiBookは、全モデルに500MHz PowerPC G3プロセッサを搭載し、標準搭載メモリや追加メモリモジュールの最大サイズ、いずれも従来のiBookの二倍まで向上しています。さらに魅力的にデザインされたiBookは、従来のモデルよりも約1kg軽く、また耐久性に富み、どのようなバックパックやコンピュータ用のバッグにも楽に入るコンパクトなサイズとなっています。学生や一般コンシューマユーザ向けに開発されたiBook−すっきりしたデザインでありながら、衝撃に強いポリカーボネート製のボディには、壊れたり引っ掛けてしまったりする恐れのある開閉ドア、ラッチ（掛け金）、レバーといった部分は一切ありません。

新しいiBookは次のような特長を備えています。

インターネット接続の最短コースとして、全モデルにODNが提供する30日間の無料インターネット接続サービス、アップルが提供する無料インターネットサービスである「iTools（アイツールズ）」を使いやすくするMac OS 9.1が付属しています。また、ケーブルなしでインターネットへ接続できるアップルのワイヤレスネットワーキングを提供する、「AirMac（エアマック）」へは全モデルが対応しています。さらに外部のコンピュータディスプレイに接続できるRGBポート、テレビに接続できるコンポジットビデオ出力を備えています。

価格と販売について
新しいiBookは、2001年5月下旬よりアップルのオンラインストア、Apple Store（アップルストア、http://store.apple.com/jp）およびiBookデモ展示販売店において、次の3種類の標準構成でお求めいただけます。

BTOオプションとして、64MBまたは128MBの追加メモリ、DVD-ROM/CD-RW両用ドライブ（コンボドライブ）、20GBハードディスク、AirMacカード、AirMacベースステーションが選択できます。

* 重量はシステム構成により異なります。