アップル、iMovie 2を発表

2000年7月25日—アップルは本日、世界で最もポピュラーで使いやすいコンシューマ向けデジタルビデオ編集ソフトウェア、iMovie（アイムービー）の新バージョン、「iMovie 2（アイムービーツー）」を発表しました。iMovie 2は、Mac OS X（マックオーエステン）のデザイン要素を取り入れ、洗練されたユーザインターフェイス、劇的に向上したオーディオ編集機能、向上した字幕タイトルや場面転換、特殊効果コントロールといった特長を備えています。iMovie 2は、新しいiMac（アイマック）、Power Mac G4 Cube（パワーマックジーフォーキューブ）、Power Mac G4（パワーマックジーフォー）シリーズをはじめとする、すべてのFireWire搭載デスクトップにあらかじめインストールされます。

「昨年10月のリリース以来、アップルの革新的なiMovieソフトウェアは、世界中のアップルユーザの間でまたたく間にヒットし、デスクトップムービー時代の先駈けとなりました」とアップルのCEO（最高経営責任者）、スティーブ・ジョブズは語っています。「iMovie 2により、コンシューマユーザの皆さんがご自分のMacで、より簡単にプロフェッショナルクオリティのデスクトップムービーを作ることが可能になり、作品を友人や家族、クラスメートと共有できるのです。」

iMovie 2の新しい特長は以下の通りです：

iMovieを使えば、デジタルビデオカメラから、FireWireを搭載しているiMac DV（アイマックディーヴィー）、iMac DV+（アイマックディーヴィープラス）、iMac DV Special Edition（アイマックディーヴィースペシャルエディション）、Power Mac G4 Cube、Power Mac G4そしてPowerBook（パワーブック）に直接ビデオ映像を取り込むことができます。そしてクリップの並べ替え、クロスディゾルブや字幕タイトルなどの特殊効果を追加できます。完成したiMovie作品は、コンピュータのハードディスクに保存したり、テレビやVHSビデオテープで見るためにデジタルビデオカメラに書き戻したりすることが可能です。さらに、個人のホームページを簡単に作成することが可能な、アップルが提供するiTools（アイツールズ）のHomepage（ホームページ）の機能を利用して、作品をWebサイト上で友人や家族と共有することができるほか、アップルのサーバ上で無料提供されるインターネット上のストレージサービス、iDisk（アイディスク）に保存することができます。

価格、販売時期およびシステム条件
iMovie 2は、アップルの新しいiMac DVモデル、Power Mac G4 Cubeおよび Power Mac G4シリーズにあらかじめインストールされます。また、iMovie 2は、9月よりアップルのオンラインストア、Apple Store（https://www.apple.com/japanstore）を通じて5,800円（Apple Storeプライス、税別）で販売を開始します。

iMovie 2の動作環境は、300 MHzのPowerPC G3プロセッサ以上、内蔵FireWireポート、CDまたはDVD-ROMドライブ、64MB以上のメモリ、200MBのハードディスク空き容量、 Mac OS 9.0.4以上、QuickTime 4.1以上、800×600以上の解像度および3万2,000色表示をサポートするモニタを搭載したMacintoshでご利用いただけます。