子どもたちをさらにしっかり守ります

Appleは、人々の安全を守りながら、彼らが持つ可能性を高めて生活を豊かにするテクノロジーを生み出すことを目指しています。

変化するオンライン環境の中で子どもたちを守る取り組みの一環として、私たちは2021年12月に子どもたちの安全を守るための新しい機能を導入しました。

コミュニケーションの安全性

メッセージアプリ、AirDrop、電話アプリの連絡先ポスター、FaceTimeのビデオメッセージ、システムの写真ピッカーでは、子どもがヌードを含む画像やビデオを受信したり送信しようとすると警告が表示されます。子どもの場合、コミュニケーションの安全性機能はデフォルトで有効になっており、保護者が「設定」>「スクリーンタイム」>「コミュニケーションの安全性」で調整できます。

このような種類のコンテンツを受信した場合には、写真やビデオにぼかしが入り、役立つ関連情報とともに警告を表示。また、写真やビデオの閲覧を望まなくても問題がないことを子どもに伝えて安心させます。子どもがヌードを含む写真やビデオを送信しようとした場合も、同様の保護機能が働きます。いずれの場合も、子どもが信頼できる人にメッセージを送って助けを求めるオプションが提示されます。

iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoia以降では、センシティブな画像を子どものデバイス上で見たり送信するためには、ファミリー共有グループ用のスクリーンタイムのパスコード入力が必要です。子どもがセンシティブな画像の表示や送信を試みたことを、コミュニケーションの安全性機能がファミリー管理者に積極的に通知することはありません。しかしファミリー管理者は、この機能により、子どものス上でスクリーンタイムのパスコードを入力するよう求められます*

オペレーティングシステムは、添付された画像やビデオを分析して、その内容にヌードが含まれているかをデバイスから情報を送信することなく判別します。この機能により、ヌードが検出されたことを示す情報がデバイスの外に出ることはありません。Appleがそのメッセージにアクセスすることはなく、保護者やほかの人物に通知が送られることもありません。

サードパーティデベロッパのみなさんは、Sensitive Content Analysisフレームワークを使って、自らのアプリにコミュニケーションの安全性機能を組み込めます。このフレームワークを利用することで、自らのアプリ内で子どもが受信したり、送信しようとしている内容にヌードが含まれる可能性を検出できます。センシティブな内容が検出された時に子どもを守る機能をアプリ内に追加することもできます。

この機能を使うには、保護者と子どもの両方がiCloudでファミリーグループのメンバーになっている必要があります。ファミリー共有を設定する方法について詳しくは、こちらをご覧ください**

ヌードを含む写真を子どもが送受信した場合、メッセージアプリで警告を表示できます。