認知

認知サポート機能を使うためにAirPodsを装着し、iPadで作業をする女性

集中力をキープしたり、タスクを効率的に
こなすためのサポートが必要な方に。
毎日をもっと過ごしやすくするための
ツールの数々を紹介します。

アシスティブアクセス

やア内の
体験をカスタマイズして、
認知的負荷を減らせます。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad

アシスティブアクセスは、認知障がいのある方がiPhoneやiPadをカスタマイズして認知的負荷を減らし、特定のニーズや好みに合わせて調整できるようにします。認知障がいのある方々とその支援者のみなさんからのフィードバックをもとに設計されたアシスティブアクセスには、高コントラストのボタンや大きなテキストラベル、テキストに代わる視覚的な選択肢を提供する独自のインターフェイスのほか、障がいのある方とその支援者が特定のアプリでの体験を調整するのに役立つツールがそろっています。

この機能は、電話とFaceTime(単一の通話アプリに統合)、メッセージ、カメラ、写真、音楽のためのカスタマイズされた体験を届けます。例えば、視覚的なコミュニケーションを好む方のために、メッセージアプリには絵文字のみを表示するキーボードと、ビデオメッセージを録画して家族や友だちと共有できるオプションを用意しました。ホーム画面とアプリを一段と視覚的なグリッドベースのレイアウトにすることも、テキストを好む場合は行ベースのレイアウトにすることもできます。

アシスティブアクセスを設定する:

現在、米国英語で利用できます1Apple Intelligence

文字を書いたり、読み解いたり、記憶したり、思い出したり。様々なことをサポートします。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Mac

Apple Intelligenceは、Appleのパーソナルなインテリジェンスシステムです。様々な方法で、文字によるコミュニケーションや読解、記憶、想起などをしやすくするお手伝いをします。

例えば、作文ツールはコミュニケーションの方法を一変させます。このツールを使えば、1回タップするだけで、あなたが書いた文章を校正したり、思い通りのトーンや言葉づかいになるまで、いくつものバージョンを提案させたり、文章を要約できます。メモアプリや電話アプリでは、音声の録音と文字起こしができるだけでなく、文字起こしの要約も表示できるので、あとから簡単に参照できます。文章を書くほぼすべての場面で活躍する作文ツールは、他社製アプリでも使えます1

Apple Intelligenceは、受信ボックスをより早くチェックするサポートもします。メールアプリの優先メッセージは、緊急のメッセージを受信ボックスの上部に表示するので、アプリを開いた時に最初に目を通す必要があるEメールがわかります。Eメールのプレビューとメッセージアプリのチャットリストには短い要約が表示されるので、スレッドを開かなくても大切な情報を知ることができます。メールアプリでEメールのスレッドを開いた時も、タップすると要約が表示されるので、やり取りが長く続いているEメールの要点がわかります。さらにメールアプリとメッセージアプリでは、やり取りにもとづいて返信を何通りか提案するスマートリプライが使えるので、メッセージにすばやく返信することもできます。

Apple Intelligenceのパワーによって、デバイスはあなたが受け取った通知を理解して要約し、あなたにとって最も重要なことが優先されるように整理します。ロック画面上のスタックの一番上に表示される優先通知は、あなたが真っ先に目を向けるべきことを知らせます。通知は要約されているので確認も簡単。あなたの認知的負荷を減らします。

Apple Intelligenceは認知機能に困難を抱える方を無数の方法でサポートします。その際にプライバシーが危険にさらされることはありません。

Apple Intelligenceを設定する:

アップデートライブスピーチ

あなたがタイプすると、デバイスが読み上げます。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Mac、Apple Watch

言語障がいがある方も、言葉を使わないコミュニケーションを好む方も。言いたいことをタイプ入力して、それをデバイスに読み上げさせることができます。ライブスピーチを使えば、電話やFaceTime通話中、対面の会話中にリアルタイムで反応をタイプ入力できます。日常的なやり取りや会話の中で簡単に返事をしたい時のために、よく使うフレーズを保存することもできます。例えば、「紅茶をください」「ミルクと砂糖も一緒にいただけますか」といったフレーズをよく使うなら、「カフェ」というカテゴリーを作ってグループ化しておくと便利です。

ライブスピーチを設定する:

アップデート:

ライブスピーチのカテゴリー。ライブスピーチでは、「保存済み」「最近使った項目」などのカテゴリーや、自分で作った「食べ物」「学校」といったカテゴリーにフレーズをまとめられます。

バックグラウンドサウンド

集中したりリラックスできるように、穏やかなサウンドを流せます。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro

バックグラウンドサウンドは、気が散る原因を最小限に抑え、遠くから聞こえる雨や波の音を聴くことで、集中したり、気持ちを落ち着かせたり、休息できるようにします。バランスの取れたノイズ、ブライトノイズ、ダークノイズ、波、雨、小川の音から選んだらバックグラウンドで連続再生して、環境による過剰な騒音や外部からの雑音を隠しましょう。デバイスで再生中のほかのオーディオやシステムサウンドと融合させたり、その背景で流すこともできます。

バックグラウンドサウンドを設定する:

アップデートSafariのリーダー

広告なし。余計なボタンなし。ビゲーシバーなし。インターネットを快適に。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro

ウェブの操作は感覚的に大きな負担になることがあります。Safariのリーダーは、広告、ボタン、ナビゲーションバーなどを表示しないようにする支援技術機能です。煩雑さがなくなるので、見たいコンテンツだけに集中できます。フォントの種類やサイズ、背景色を調整して、思いのままに見た目をカスタマイズしましょう。Safariのリーダーを使いながらテキストを読み上げさせることもできます。Safariのリーダー表示に対応するサイトで、ページ設定メニューの「ページの読み上げを聞く」をタップするか、「Hey Siri、これを読んで」と言うだけです。再設計されたSafariのリーダーでは大まかな要約と目次を見ることもできるので、記事の要点もわかります2

Safariのリーダーを設定する:

アップデート:

再設計されたSafariのリーダー。一段と賢くなったSafariのリーダーでは、大まかな要約と目次を表示できるので、記事の要点がわかります2

アクセスガイド

アプリへのアクセスを
制限して、気が散るものを減らせます。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Apple Vision Pro

アクセスガイドは、あなたが作業中のタスクやアプリに集中できるようサポート。iPhoneとiPadのホームボタンまたはiPhone、iPad、Apple Vision Proでのジェスチャーを無効にして、デバイスで一度に使えるアプリを1つに制限できます。キーボードへのアクセスや、iPhoneとiPadの画面上の特定エリアでタッチ入力を制限することもできるので、不要なタップやジェスチャーが学習を妨げることもありません。あなたが保護者、教師、介護者でも、ただ自分が集中したい場合でも、Apple製品での体験をカスタマイズするために必要なオプションはすべて用意されています。

アクセスガイドを設定する:

読み上げコンテンツ

画面上のあらゆるテキストを聞くことも。文字や単語を入力しながら聞くことも。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro

読み上げコンテンツには、読み書きを音声で強化するために設計された様々な機能が含まれています。画面の読み上げ機能は画面上のあらゆるコンテンツを読み上げます。読み上げコントローラは読み上げの再生をコントロール。特定の範囲のテキストを読み上げさせるには「選択項目の読み上げ」機能を。「内容を強調表示」をオンにすれば、読み上げられている単語や文章が強調表示されるので、内容を目で追うことができます。タイプ入力フィードバックを有効にすると、入力する文字の一つひとつが読み上げられます。読み上げコンテンツのこれらの機能はすべて80種類以上のユニークな声から選べて、60を超える言語と地域に対応します3。内蔵されている声の中から好きなものを選んでピッチ範囲などの設定を調整することもできます。

読み上げコンテンツを設定する:

アップデートiWork

書類もスプレッドシートもプレゼンテーションも、より簡単に読んだり使えるようにします。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro

職場でも、学校でも、リビングルームからでも、アクセスしやすい書類、スプレッドシート、プレゼンテーションを作成しましょう。Pages、Numbers、Keynoteには、書類、スプレッドシート、プレゼンテーションの内容を伝えたり理解するために役立つ機能がいくつもそろっています。Pagesに用意されたレイアウトオプションは、書類の見た目を整えたりカスタマイズするのに役立ちます。行間や単語間の間隔調整ツールを使えば、書類が一段と読みやすく、わかりやすくなり、編集もより簡単です。VoiceOverのユーザーは、レイアウトローターと選択した要素の自動配置機能を使って、すべての見た目を思い通りに仕上げることもできます。余分なスペースや大文字と小文字の書き分けなど、よくあるフォーマットのエラーを探すには、テキストチェッカーツールが便利です。書類、スプレッドシート、プレゼンテーションのチェックがさらに簡単になります。そして、Apple Intelligenceの登場によって、コミュニケーションの方法を一変させる作文ツールも使えるようになります。書いた文章を校正する。思い通りのトーンや言葉づかいになるまで、いくつものバージョンを提案させる。選択した文章を要約する。すべて1回タップするだけです1

iWorkを設定する:

アップデート:

Apple Intelligenceの作文ツール。作文ツールは1回タップするだけで、あなたが書いた文章を校正したり、思い通りのトーンや言葉づかいになるまで、いくつものバージョンを提案したり、選択した文を要約します。Pages、Numbers、Keynoteはもちろん、文章を書くほぼすべての場面で使えます1

音声入力

キーボードの代わりに、
声で文字が打てます。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、Apple Vision Pro

音声入力を使えば、文字を打つ代わりに声で入力できます。しかも対応する言語と地域は60以上。話すのは得意でもスペルや文字入力に自信がない場合は、テキストフィールドに移動して、オンスクリーンキーボード上のマイクボタンをタップするだけで音声入力を始められます。Apple Vision Proでは、検索フィールドのマイクボタンを見て、話し始めるだけで文字を音声入力できます。Macでは、「キーボード」設定で音声入力を有効にすると、あなたの声をテキストに変換できます。声とタッチの切り替えもスムーズ。だから音声を入力しながら、オンスクリーンキーボードを操作してカーソルを移動したり、QuickTypeの候補を挿入できます4。読点、句点、疑問符などは、あなたが話す通りに自動的にテキストに追加され5、あなたの声だけでメッセージに絵文字を挿入することもできます6

音声入力を設定する:

アップデートSiri

複数のタスクを
ショートカットで効率化。Siriに頼むこともできます。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、HomePod、AirPods、Apple Vision Pro、CarPlay

Siriは、あなたが毎日するタスクをこなすお手伝いをします。あなたが知りたい質問にも答えます7。言葉の意味を調べる。リマインダーを設定する。機能のオンとオフを切り替える。ほかにもたくさんのことをSiriに頼めます。一連のアクションやタスクを効率化したい場合は、Siriを使ってショートカットアプリから独自のショートカットを実行しましょう。「Hey Siri」と話しかけて、作ったショートカットの名前を言うだけです。

ニーズや好みに合わせてSiriの速度をカスタマイズすることもできます。Safariのリーダーを使っていて、ページの内容を音声で聞きたい場合は、リーダーに対応するサイトで「Hey Siri、これを読んで」と言いましょう。

Apple Intelligenceの登場によって、Siriはあなたに合ったサポートができるようになり、あなたの認知的負荷を減らします1。iPhone、iPad、Macで初めてのことをしたい時も、Siriはこれまで以上に豊富な製品知識を使って、その方法を説明したステップバイステップのガイドを用意します。より深く言語を理解できるSiriとのコミュニケーションは一段と自然に。直前に頼んだ内容も覚えているので、例えばカレンダーでイベントを作成したあとに、「そこの天気は?」と聞くことができます。しかも、これまで以上にあなたの状況やコンテクストを認識するので、フライトの予約でパスポート番号を思い出したい時なども、「Hey Siri」と話しかけるだけ。そんな時、Siriはデバイス上の情報についての知識を活用して、探しているものを見つけるお手伝いをします。その際にあなたのプライバシーが危険にさらされることはありません。

アップデート:

Apple Vision Proのショートカット。Apple Vision ProでSiriを使って、ショートカットアプリからショートカットを起動できます。

Apple IntelligenceとSiri。Apple Intelligenceの登場によって、Siriはあなたに合ったサポートができるようになり、あなたの認知的負荷を減らします。新しいデバイスの設定も、Siriに手伝いを頼めます。Siriとのやり取りは一段と自然に。しかも、これまで以上にあなたの状況やコンテクストを認識します1

アップデート集中モード

時間を決めて、通知や着信をオフにできます。

利用できるデバイス:

iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple Vision Pro

集中モードを使えば、あなたにとって最も重要なことに、これまで以上にフォーカスしやすくなります。おやすみモード、仕事、睡眠など、集中モードの様々なメニューをその時々に合わせてオンにすると、気を散らせたり集中を妨げかねないデバイスの通知をオフにできます。集中モードのメニューに新しく加わった「さまたげ低減」は、通知の内容を理解するので、今日の託児所へのお迎えに関するメッセージなど、急いで確認が必要だと思われる通知のみを表示します。すっきりと整理された集中モードの設定では、通知を許可するか受け取らないようにするかを選ぶことで、あなたが通知を受け取りたいアプリや相手を指定できます。

iPhoneの見た目と雰囲気がその瞬間のiPhoneの使い方とマッチするように、ロック画面を選択した集中モードにリンクさせることもできます。特定の集中モードをオンにしたい時は、リンクされたロック画面までスワイプするだけ。さらに、集中モードフィルタは気が散るコンテンツを隠して、カレンダーやメッセージなどのApple製アプリ内だけでなく、他社製アプリ内でも一線を引けるようにサポートします。「仕事」集中モードの間は一連のタブグループがSafariに表示されるようにしたり、「パーソナル」集中モードを使っている時に仕事のカレンダーを隠したりすることも。特定の時間や場所で、あるいは特定のアプリを使っている時に、集中モードのエリアがオンになるよう設定することもできます。

集中モードを設定する:

アップデート:

さまたげ低減。集中モードのまったく新しいメニューです。通知の内容を理解して、急いで確認が必要だと思われる通知のみを表示します。

必要に応じて カスタマイズ。「選択項目の読み上げ」機能を紹介している。

Appleのビリティ機能を
もっと紹介します。

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