Apple SuperDrive Update


SuperDrive搭載のPower Mac G4およびiMacをお使いの皆様に、高速書き込み対応メディアをご利用になる際の重要な情報をお知らせします。

DVDメディア アップルは、使いやすくお求めやすいDVDオーサリングシステムの提供で業界をリードしています。SuperDrive搭載のMacはすべて、現在市販されている等速(1x)および2倍速(2x)書き込み用のDVD-Rメディアに対応していますが、2002年中に新たに発売される高速書き込み対応メディアのご利用には、事前にSuperDriveのアップデートが必要な場合があります。

高速書き込み対応メディアとは?
最近、DVD規格を策定しているDVDフォーラムから、DVDレコーディング用の高速書き込み対応ディスク(DVD-Rで4倍速、DVD-RWでは2倍速)の仕様が発表されました。この新しい仕様に基づくメディアは2002年中にも入手可能になると予想されます。この高速書き込み対応メディアをSuperDrive搭載のMacでご利用になるには、SuperDriveの事前のアップデートが必須です。アップルでは、新しいメディアが一般的になる前に、SuperDrive搭載のMacをお使いの方々がすばやく簡単にSuperDriveをアップデートいただける手段をご用意しました。アップデートはMac OS 9とMac OS Xのどちらからでも、自動(ソフトウェアアップデート経由で)または手動(ダウンロードしたアップデータを使用)で実行できます。*

自分にはアップデートが必要?
SuperDrive搭載のMacをお使いの場合は必ずアップデートいただくことをお奨めします。ただし、お使いのSuperDriveによっては高速書き込み対応済みの場合もあり、この場合にはアップデートは不要です(アップデートが必要かどうかは、以下のセクションを参考に簡単にご確認いただけます)。DVD-R/CD-RWドライブ(および一部のSuperDrive)の供給元であるPioneer Electronics, Inc.社では、同社製の一部のドライブが高速書き込み対応メディアを認識できない場合があり、このメディアを利用することでドライブを壊してしまう可能性もあると説明しています。なお、このアップデートを適用したSuperDriveは、CD仕様に準拠していないディスクや、マスタリングエラーを内在するディスクも自動的に排出するようになります。

アップデートの必要性をチェック
チェックはとても簡単です。17インチフラットパネル搭載のiMac、SuperDrive搭載のeMac、SuperDrive搭載の新しいPower Mac G4(2002年8月発表)では、新しいメディアに対応済みです。SuperDrive非搭載のモデルをお使いの場合には当然ですが、このアップデートは必要ありません。SuperDriveを搭載した上記以外のiMacやPower Mac G4をお使いの場合は、アップデートが必要な場合があります。これをチェックするには「Appleシステム・プロフィール(Apple System Profiler)」を利用します。このアプリケーションは、Mac OS Xでは「アプリケーション(Applications)」フォルダの「ユーティリティ(Utilities)」フォルダの中から、Mac OS 9ではアップルメニューから実行できます。

お使いのSuperDrive搭載Power Mac G4またはiMacでアップデートが必要かどうか調べるには「Appleシステム・プロフィール」の「装置とボリューム」タブをクリックし、CD-RW/DVD-Rドライブ項目の三角形をクリックして開きます。表示されるドライブ情報を確認し、製造元識別番号が「Pioneer」以外の場合はアップデートは必要ありません。製造元識別番号が「Pioneer」で、以下に該当する場合はアップデートが必要です。

製造元識別番号:Pioneer
製品番号(Product Identification):DVR-104
装置の機種(Device Revision number:リビジョン番号):A227未満

製造元識別番号:Pioneer
製品番号(Product Identification):DVR-103
装置の機種(Device Revision number:リビジョン番号):1.90未満
ダウンロード
iMac SuperDrive Update
(Mac OS X版)
iMac SuperDrive Update
(Mac OS 9版)
Power Mac SuperDrive Update
(Mac OS X版)
Power Mac SuperDrive Update
(Mac OS 9版)

よくある質問(FAQ)
いま使っているSuperDrive搭載のMacは、現在市販されているメディアに対応していますか?
市販の等速(1x)または2倍速(2x)書き込み対応のDVD-Rメディアは、SuperDrive搭載のMacの全モデルでお使いいただけます。このアップデートは、2002年中の販売開始が予定されている高速書き込み対応メディアのお使いになる場合にのみ必要です。

SuperDrive搭載のMac(新製品)を購入する場合、このアップデートは必要ですか?
このアップデートは、iMacの17インチフラットパネルモデル、eMacの上位モデル、2002年8月発表のPower Mac G4の上位2モデルなどには不要です。これらのモデルが搭載するSuperDriveは新しいメディアに対応済みです。また、現在製造中のSuperDrive搭載Mac全モデルにも最新のアップデートが適用されています。

このアップデートを適用していないSuperDriveで高速書き込み対応メディアを使った場合はどうなりますか?
製造元のPioneer社が「ドライブ破損の可能性がある」と伝えている以上、危険を冒すのはおすすめしません。アップルではドライブを簡単にアップデートできる方法をご用意しています。これをご利用いただき、メディア誤用によるドライブ破損からMacをぜひ守ってください。

このアップデートは、2倍速のSuperDriveの書き込み速度をスピードアップするものですか?
このアップデートで高速書き込み対応メディアの読み書きは可能になりますが、ドライブの速度は向上しません。このアップデートの適用した2倍速SuperDriveは、新しいメディアへの書き込みを等速(1x)で実行します。このため、2倍速SuperDriveの性能を活かすならばアップデート後も引き続き、2倍速書き込み用のDVD-Rメディアをお使いください。

他社製のDVD-RドライブをMacにつないでいますが、これについては?
他社製ドライブの高速書き込み対応メディアとの互換性については、そのドライブの製造メーカーに直接お問い合わせください。


アップデートのインストール方法は?
アップデート対象となるiMacやPower Mac G4をお持ちの場合は、Mac OS XまたはMac OS 9の「ソフトウェアアップデート」機能で簡単かつ自動的にアップデートが可能です。

ソフトウェアアップデート経由で自動アップデートを行う場合は、Mac OS Xならばシステム環境設定から、Mac OS 9ではコントロールパネルからソフトウェアアップデートを開いて「今すぐアップデート」をクリックします。画面に表示されるアップデート手順にしたがって、アップデートを実行してください。

ソフトウェアアップデートの自動チェック機能を無効にしていたり、自動アップデートできない環境では、手動アップデート用のアップデータをご利用いただけます。このページに用意されているリンクをご利用ください。

最終更新日:2002年12月9日

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